呪いの子4 ページ6
五人は五条に連れられてある小学校に来ていた
放課後ということもあり、人は見当たらない
憂「ここは?」
五「ただの小学校だよ。ただの校内で児童が失踪する、小学校」
憂「失踪!?」
サラッととんでもない事を言う五条に憂太が反応する
五「場所が場所だからね。恐らく自然発生した呪いによるものだろう」
憂「子供が呪いに拐われたって事ですか?」
五「そ、今んとこ二人」
『大勢の思い出になる場所には、呪いが吹き溜まるんだよ』
いまいち分かっていない様子の憂太に蒼唯が説明する
『学校、病院、何度も思い出され、その度に負の感情の受け皿となる。それが積み重なると、今回みたいに呪いが発生するんだ』
五「呪いを祓い、子供を救出。死んでたら回収だ」
そう言って五条が帳を張り始める
五「『闇より出でて、闇より黒く、その穢れわ禊ぎ祓え』」
空から黒い墨の様なものが溢れ、空を覆い隠していく
憂「! 夜になっていく……!!」
五「“帳”。君達を外から見えなくし、呪いを炙り出す結界だ。内側から簡単に解けるよ。それじゃ、くれぐれも、死なないように」
そう言い残して五条は帳の外に出た
帳が完成し、呪霊達が此方に向かってくるのが分かった
憂「死って……先生!?」
真「転校生、よそ見してんじゃねぇよ」
真希が鞄から出した薙刀の形をした呪具を構え、三体の呪霊を見た
《は……い……る……は……い……る?》
三体が同時此方に向かってきた
憂「!! こっちに来る!!どどどどどうしよう!!」
真「わめくな。覚えとけ、呪いってのはな、弱い奴程よく群れる」
真希の一振りで呪霊達は灰へと化した
真「まぁそりゃ、人間と同じか」
憂「すごい……一振りで」
『ほら、さっさと行かないと』
呆然とする憂太に声をかける
憂「え?何処に?」
真「『校内に決まってんだろ/でしょ』」
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・ー・ - とっても面白かったです!早速続編も見てきますね!!(((((((((((っ・ω・)っ ブーン (9月20日 12時) (レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
タムタム - 琥珀さん» なんでオチをアンタが決められると思ってんの?w (2023年1月6日 15時) (レス) @page26 id: 957a1dccfb (このIDを非表示/違反報告)
タムタム - ミゲル、インドじゃなくてアフリカ (2023年1月6日 15時) (レス) @page26 id: 957a1dccfb (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 葵さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月18日 13時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 21344さん» コメントありがとうございます!不定期更新ですが、これからもよろしくお願いいたします! (2021年1月10日 9時) (レス) id: 1d63efc7c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2020年11月16日 11時