弱者に罰を8 ページ26
東京、新宿─────
五「一人、面倒くさそうな奴がいるな」
五条が建物の屋上に立つ色黒インド系の男を見た
ミ「成程、アノ包帯カ」
「えぇ。他は私達で引き受けます」
とミゲルの隣に立っている夏油の補佐役の女性が言う
「何度も言いますが」
ミ「分カッテル、俺ラハ足止メデショ。ノラリクラリ夏油ノ仕事ガ終ワルマデ遊ビマショ」
高専にて─────
夏「君がいたか」
と夏油が気だるげに言う
その視線の先には呪具を構えた真希の姿
真「いちゃ悪いかよ。てめぇこそ、なんでここにいる」
夏「悪いが猿と話す時間はない」
夏油の後ろから幾多もの呪霊が表れた
新宿にて─────
伊「五条さん‼」
と、考え事をしている五条に伊地知が走り寄る
伊「報告が……どうされました?」
五「いや、なんでもない(あの目立ちたがりが前線に出てこない?京都の方か?ならなにかしら連絡があるだろ)どうした?」
伊「こんなときにとは思いますが、早い方がいいかと。以前調査を依頼された乙骨の件です。─────」
伊地知の言葉に五条が反応した
五「パンダ‼棘‼」
五条の呼び掛けに少し離れたところにいた二人が振り向く
パ「どうし」
五「質問禁止!」
二人の腕と学ランを掴み、引き吊る様にして五条が人から離れたところに連れていく
五「今から二人を呪術高専に“送る”」
パ「はぁ⁉」
五「夏油は今高専にいる‼絶対、多分、間違いない‼」
パ「どっちだよ‼」
五「勘が当たれば、最悪憂太と真希が死に、蒼唯が“壊れる”‼」
パ、棘「「‼」」
五条が丸を地面の上に描き、その中に二人が入る
五「僕もあの異人を片付けたらすぐ行く。三人を守れ。悪いが死守だ‼」
五条に言われ、二人が顔を見合わせる
そして
パ、棘「「応‼/しゃけ‼」」
と言った
バシュッと大きな音を立てて二人が地面を少々抉りつつ消える
ミ「‼」
「まさか‼気付かれた⁉」
ミ「ダカラ影武者ノ一人デモ用意シテオケバト」
「下手なダミーは逆効果。夏油様がおっしゃってたでしょ!美々子、菜々子‼」
女性が上着に付けた小型通信機に話しかけた
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・ー・ - とっても面白かったです!早速続編も見てきますね!!(((((((((((っ・ω・)っ ブーン (9月20日 12時) (レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
タムタム - 琥珀さん» なんでオチをアンタが決められると思ってんの?w (2023年1月6日 15時) (レス) @page26 id: 957a1dccfb (このIDを非表示/違反報告)
タムタム - ミゲル、インドじゃなくてアフリカ (2023年1月6日 15時) (レス) @page26 id: 957a1dccfb (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 葵さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月18日 13時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 21344さん» コメントありがとうございます!不定期更新ですが、これからもよろしくお願いいたします! (2021年1月10日 9時) (レス) id: 1d63efc7c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2020年11月16日 11時