マニキュア ページ5
ある日の事、私はマニキュアを塗っていた。
『それは何だ?』
「ん?これ?ああ、マニキュアっていって爪に塗るんだけど、可愛いんだよー(´˘`*)」
『ほう…』
「もしや、ご興味を…??」
『そんな事は…』
(あるなぁ…)
「ねね、塗ってみない?」
『だがそれは女が使うものであろう?』
「えーでも男の人もつけるよ?」
『そうなのか?』
(可愛いなぁ…興味出てる…)
「ささ、こっち来て!!」
『分かった…』
「んー…芥川に会うのはやっぱ黒?かなぁ…」
『そうか。』
「手出して?」
スッ
「じゃあ塗るよー」
ヌリヌリ… ヌリヌリ…
「ほい!んじゃ反対!あ、どっかにつけたりしないでね?乾いてないから。」
『分かった。』
ヌリヌリ… ヌリヌリ…
「はい!終了!さっすが私!←」
『黒…か。』
「なかなか似合うよ〜」
『ああ』
「ほら!」
私は芥川の手を恋人繋ぎのように握って目元あたりに手を上げた。
「ね、おそろい!ニコッ」
『ああ…』
ちょっと芥川の耳が赤い…?
「ねね、今度は服とかお揃いにしてさ、デート!デート行こうよ!」
『それは駄目だ…』
「えー!なんでー!!」
楽しそうなのに…
『駄目と言ったら駄目だ。』
まだ芥川の耳は真っ赤のままなのであった。
恥ずかしいんだなぁ…
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←仕返しの不意打ち 続
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:碧 ao | 作成日時:2019年9月26日 2時