お母さんを説得する部隊�� ページ40
貴 「そうやって何でもかんでも決め付けないで欲しい」
母 「決めつけてなんかいないわよ」
貴 「決め付けてるじゃん…」
母 「言ってごらんなさいよ」
貴 「こないだテストで１００点取ったでしょ？」
母 「そんなの当たり前じゃない」
貴 「当たり前じゃないよ…。私だっていつも１００点取ってるわけじゃないんだよ？」
母 「低い点数とったことあるの？」
貴 「あるよ。酷い時なんか６０点くらい」
母 「友達を作ったからそんな低い点数とったんでしょ？」
貴 「低い点数取ったのは前の学校で今の学校じゃ取ってない」
母 「いずれにしても友達を作ったら成績が下がるのは目に見えてるんだから」
貴 「ほら、やっぱり決め付けてるじゃん」
母 「だってそれで成績下がるのは当然でしょ？だから友達なんて必要ないって言ったの」
貴 「友達と遊んで成績下がるのは当然だよ」
母 「でしょ？」
大 「でも、だからと言って友達が必要ないとは言えないじゃないんですか！」
母 「どういう事？」
貴 「私、此処で友達出来て本当に良かったと思ってる」
母 「どうして？成績下がるのに？」
貴 「だって、悩み事とか相談事とかみんな乗ってくれるんだよ」
母 「それが何？」
貴 「今まで１人で抱え込んできたことを一緒に抱え込んでくれたんだよ」
大 「鈴木、お母さんに言われたことが余程辛かったみたいで…」
杉 「朝から元気なかったんですよ」
ま 「悩んでいるAちゃん本当に苦しそうで」
た 「何だか私達も辛くなっちゃって」
中 「だから俺達で母ちゃんを説得しようって話になったんだよ」
は 「お願いだから鈴木を自由にさせてください！」
ブ 「これ以上鈴木が悲しい顔するのは見たくないんだブー！」
関 「鈴木の為に自由にさせてください！」
ま 「お願いします！」
た 「お願いします！」
三 「俺からもお願いします！」
中 「此奴を自由にさせてやってください…」
貴 「みんな………」
母 「……A」
貴 「何？」
母 「Aの言う通りお母さん、何でも決めつけてた」
貴 「……」
母 「でもAはそれで苦しんじゃんったんだよね、ごめんね」
貴 「お母さん……！」
母 「一流大学になんて行かなくてもいい。ただ、あまり成績は落とさないようにするのよ？」
貴 「うん」
母 「……みんなもありがとうね。これからもAの事よろしくね」
全ー母、貴 「はい！」
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まなみ(プロフ) - 画像の使用許可は得てませんでした。そうですね、無断転載になりますよね。ご指摘していただきありがとうございました。 (2018年8月23日 17時) (
レス) id: 2dba06408d (このIDを非表示/違反報告)
、 - 画像の使用許可は得ているのですか？無断転載になるのでは？ (2018年8月23日 17時) (レス) id: 1c5ab62e67 (このIDを非表示/違反報告)
白虎 - 続き楽しみにしてます、頑張ってください！ (2017年7月24日 22時) (レス) id: 29e57879ae (このIDを非表示/違反報告)
たぃがー - めっちゃ面白い!!何回見てもいいわー続きの話期待しているよ (2016年4月18日 19時) (レス) id: 99c6c9000f (このIDを非表示/違反報告)
怪盗ミルキィ☆ - 凄い面白いですね！「キャラ、こんな事言いそうだわ〜」ってのが沢山あって良いと思います！更新fightです！ (2016年4月4日 23時) (レス) id: 34af366453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなみ | 作成日時：2014年10月6日 14時
