４４ 独占欲 ページ7
*
【イルミside】
可愛い。
夜、同じベッドに寝てても、抱き締めても、
ほぼ動じないサクヤが、真っ赤になっている。
どうやら一線を越えるとダメになるらしい。
サクヤの新しい一面。
「可愛い」
サクヤ「かっ、可愛くない！」
真っ赤な頬のままオレをにらんで言い返す。
「もう一回したい」
サクヤ「なっ……だ、だめです！」
「拒否権無いよ」
す、と頬に手を添え、また口付ける。小さな声を漏らし、サクヤが弱々しく抵抗をした。
無意味だし、さらに煽ることになるのにね。
サクヤ「ん、ぅ……！」
サクヤの後頭部をしっかりと抑え、離れることを許さない。
サクヤの唇は熱くて、柔らかくて、オレが夢中になるのに時間はかからなかった。
サクヤの潤んだ眼が至近距離でオレを見つめる。
もっと、もっと……その顔が見たい。
他の男になんか触れさせない。
クロロなんかに。ヒソカなんかに。
オレの物。オレのサクヤ。
そうだよね……？
ガクン、とサクヤがオレに寄りかかった。
「……サクヤ？」
唇を離して顔を見ると、わずかに唇を開いたまま気絶してて。
どうやら、酸欠らしい。
「そんなに長かったかな」
まぁ、キス慣れしてないだろうし、とサクヤを抱き締めながら呟く。オレも慣れてるわけじゃないけど。
「……それだけ気持ちよかったんだよね？」
熱い身体を抱き締めて、オレはサクヤに囁いた。
*
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藤原黎明 - ごめんなさい！コメント気が付いてませんでした……！探しにくくてすみません！でも、読んでいただけて嬉しいです！ (2018年8月31日 17時) (
レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました！本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話？が見れません。どうしたら見れますか？ (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです！夢主ちゃん可愛すぎ！これからもお体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2017年12月20日 0時
