４８ 救世主 ページ11
*
イルミの顔が近付いてきたとき−−顔の横に何かが刺さった。これは、トランプ？
まさか、と思いイルミの影から覗くと、思った通り。
「ヒソカさん……！？」
ヒソカ「たのしそうなコトしてるね♪」
ヒソカさんがにやにやと笑いながら窓辺に座ってトランプを切っていた。イルミが睨み付ける。
イルミ「不法侵入。邪魔。殺すよ」
ヒソカ「おや、怖い怖い★」
私にとっては救世主なんですよありがとうございますヒソカさん！
イルミが私を解放したので、しゃしゃっと距離をとり、
「どうしたんですか？」
ヒソカ「団長から伝言♪」
「クロロさんから？」
そういえば連絡してない……。
ヒソカ「『手を出されないようにしてそこで待て』ってさ◆」
えーと、手を……がんばります。がんばりますけど、……いや、がんばります←←
「わかりました……って、あれ？」
何故ヒソカさんが『団長』と？
こてっと首を傾げると、ヒソカさんは目を細めた。
ヒソカ「やっぱり知らないんだ……◇」
「え、えと？」
ヒソカ「ボク、一応旅団なんだよね♪」
「えぇぇ！？」
１人足りないな、とは思ってましたけど……
「あの、４番は？って聞いたら……マチは『知らなくていい』って言うし、フェイタンは『いつか殺す』って言うし、クロロさんは『変態サボり魔』って言うから……」
ヒソカ「ボクの扱いって酷いね◇」
イルミ「ざまみろ」
まさかヒソカさんだったとは……驚きだな。
「わざわざありがとうございます、ヒソカさん」
ヒソカ「それからこれも★」
ヒソカさんがポケットからケータイ取り出す。あ、それ私の……。
ヒソカ「落としたよ☆」
無いって思ってたら、落としたのか。
「よかった。ありがとうございます！」
ヒソカさんからお礼を言って受けとると、だ。
ぐいっ
ヒソカ「これはボクのお駄賃ね★」
「え？」
ちゅっ
唇に、柔らかいものが……
…………触れたんですけど………………え、
ヒソカ「ん、柔らかい☆」
いま……
「っ……！？な、な……何を！？」
イルミ「殺そう、サクヤ。ヒソカ殺そう。殴っていいよ、サクヤ」
「え、あの、イルミ！？」
ヒソカ「ん〜〜、殺られるのは困るなぁ……★」
「冷静！？」
状況意味不明！！
*
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藤原黎明 - ごめんなさい！コメント気が付いてませんでした……！探しにくくてすみません！でも、読んでいただけて嬉しいです！ (2018年8月31日 17時) (
レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました！本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話？が見れません。どうしたら見れますか？ (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです！夢主ちゃん可愛すぎ！これからもお体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2017年12月20日 0時
