【番外編4】クロロ編! ページ29
幻影旅団編とは別シリーズ!
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本を盗るというクロロさんの仕事を手伝い、帰り道。夜の街の雑踏を2人で歩いていた。
「最近、すごくかぼちゃがたくさんありますね」
どこを見ても、かぼちゃ、かぼちゃ。
クロロ「ハロウィンだからな」
「なぜかぼちゃなんでしょうね」
クロロ「確か、元々のハロウィンではカブを使っていたが、伝わってきた国ではカブは珍しかったんだ。その代用品として、かぼちゃが使われて広まった……だったかな」
「そうなんですか。カブ……で広まってたら中々面白そうですけど」
クロロ「そうだな」
かぼちゃもカブも美味しいですよね。かぼちゃは天ぷらとか。カブはお漬物。
「わぁ……!すごい!
かぼちゃのくりぬいた中に蝋燭が立てられている。ガラスに寄って夢中で覗き込んでいると、後ろからクロロさんが、おもむろに呟いた。
クロロ「甘いものが食べたいな」
「急にどうしたんですか?」
クロロ「トリックオアトリート……って言ってわかるか?」
「えっと……?」
クロロ「要するに、甘いものをくれってことだ」
甘いもの、ですか。
今は持ってないですよ?と言えば、クロロさんはニヤッと笑う。
クロロ「いや、あるだろ?」
「?」
どこに?と首を傾げた瞬間、唇に何かが触れる。何か、何か……って!?
「なっ!!??」
クロロ「ごちそうさま」
ぶわぁっと頰が熱くなる。
「なっ……クロロさん!?」
そのまますたすたとクロロさんは歩き出す。
甘いもの……って、そういう意味なんですか!?
「ちょっと、あの、クロロさん!!もう!!」
クロロ「帰るぞ」
も、もう、ハロウィンはよくわからない……!!
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ハロウィン番外編終了!
一気に書いて一気に投稿しました……!
読んでくれたみなさん!ありがとうございます!
本編もよろしくお願いします!
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藤原 黎明 - ヴィズさん» めちゃわろてるやんwwww びず姉ありがとう!!wwww (2019年8月15日 23時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - んふふwww好きぃwww (2019年8月15日 22時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
藤原黎明 - RTさん» コメント気が付いてませんでした、すみません!ありがとうございます!これからも頑張ります^ ^ (2018年8月31日 17時) (レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
RT - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2018年8月10日 14時) (レス) id: da0e7ea281 (このIDを非表示/違反報告)
キサキ(プロフ) - メンチはシングルハンターです (2017年12月28日 13時) (レス) id: 3a616b600a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤原 黎明 | 作成日時:2017年9月30日 23時