【H×H】ジャポンから来たお姫様は盗賊でした。

２２ 不合格？ ページ24

*









ゴンに癒されて、もう一回頑張ろうと豚(獲得済)に串を刺した時。

メンチ「終了ーーーー！！」

え？

メンチ「第二次試験、合格者０よ！！」

え……っ？

「不合格……ですか？全員？」

メンチ「そうよ！誰も彼も料理をバカにしてるわ！」

そ、そんな……！！
こんなやり方で不合格なんて決められたら、私は帰ってから旅団の皆様にいじられること確定じゃないですか！
ここだけの話、皆さん私をいじめるの大好きなんですよ！？あのクロロさんまでそうなんですから！擁護してくれるのはフランクリンさんとパクノダさんくらいで……ううぅ……！

ドゴォッ！

絶望していると、いきなり金髪の男が調理場を壊す。

金髪「ふざけんなよ……俺は絶対認めねぇ！！」

……関係ないですけど物に八つ当たりしてはいけませんよ。

金髪「お前らが豚を食いたいと言ったから俺たちは命懸けで」

メンチ「私は豚を使った料理で私たちにおいしいと言わせなさいと言ったのよ？おいしいのなんて1つも無かったわ！」

だからその、「おいしい」、って……

「あの……」

メンチ「何？」

「あなたは美食ハンターで、しかも一ツ星ハンターですよね？」

メンチ「そうだけど」

「それなら、あなたが満足する料理なんて、一流の料理人しか作れないと思いますよ？」

ここにいるのは、料理なんかしたことが無い人がほとんど。
そんな中にメンチさんを満足させる料理を作れる人がいる？いないでしょう。

「ですから、何か別の方法で試験をしませんか？」

苛立ちを笑顔で押し隠しつつ、そう提案した時。

？『名案じゃ』

空から声が降ってきて、次に人間も降ってくる。
土埃が舞い、そこに現れたのは、

？「合格者０はちと厳しすぎやせんかの？」

メンチ「ネテロ会長！」

会長……って、ハンター協会の？

皆がびっくりしている間に、２人は話し合い、やり直し試験をすることに。

やり直し試験は、

メンチ「ゆで卵、で！」

それなら出来るかな？
……女子力も、自信も無い。




*

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