【名前変換オリジナル】いろんなタイプの恋人と

さでぃすてぃっく彼氏 ページ46

洋「どうしたんですか？」

綾「あ、あの、れ、連絡頻度、ってあげた方がいいかな…って思って…」

相変わらず彼女はキョドっている。

洋「綾さんはどう思うんですか？」

綾「わ、わたし！？私は…っ！」

…こんな風に僕も生意気言っているが
実は。彼女の方がひとつ歳上なのである。

綾「も、もっと…話したい、です…」

また彼女は顔から湯気が出てるのでは？と思うほど顔を赤くする。

洋「はは、顔真っ赤ですよー？」

綾「だ、だって、君と話すと照れちゃってもう話せないの…！！」

洋「目を合わせて話せないと困りますよ？」

顔を上げてくれない彼女の顔をすこし触って上を向かせる。

綾「む、む、むりむりむりむりです！！！」

洋「あーあ。頑張ってくださいね？」

綾「は、はいっ！！！」

…しかし、問題は…
彼女が一つ上のせいで会う機会が少ない、という事だ。
…悔しいが、普段いる場所が違うためほかのどんな男と何をしているのか把握できない。

洋「…綾さん？」

綾「うん！？」

洋「もう一回、告白してくださいよ。」

綾「えっ！？？！！なんでですか！！」

わかりやすく焦っている綾さん。

洋「綾さんの気持ちが本物かどうか確かめたいんです。」

綾「な、なっ…」

洋「どうなんですか？」

綾「そ、そりゃもちろん、す、す…っ！！」

洋「わー、顔真っ赤…」

しみじみと感動する。
うまく言えたらうんと褒めてあげないと。

綾「す、好きです…っ。」

洋「おぉ、よく言えましたね」

綾「ほ、ほんとに、洋さんって…」

彼女がぼくをキッ！と睨みつける。

綾「さでぃすと！！」

……さでぃすと？
僕がサディストだと言いたいのか？

洋「僕がSだって言いたいんですか？」

綾「そうだよーーー！」

洋「なんてことを…。まだまだですね。」

…まだ教育のしがいがありそうだ。

ーさでぃすてぃっく彼氏ー

寝ている君に。→←さでぃすと彼氏

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