やばい奴II ページ44
洋さんは、素直じゃない。
まぁそんな所が可愛いから今日も会いに行こうと思うよ！
綾「洋さんー！お元気ですかーーれ！……あれ？なんか本読んでるみたいですねー！？」
洋さん「…」
綾「随分集中してるんですねぇ〜まぁ私には関係ないですけど！」
洋さんにぐっと近づき、身体を寄り添わせる。
綾「洋さん♪」
洋さん「…」
綾「えっ！？」
普段ならばこの距離に来たら確実に逃げる洋さんが…逃げない…！？
な。な。何があったの…！？
綾「え、ちょ、洋さん…？」
小声で話しかけてみたが、本から目を離さずこちら側の発現は無視だ。
…えぇ、ずっと寄り添ったままなんですが、いいんですかね。これ。
綾「私はwelcomeだけど…」
また呟くも、やはり無視。あれー？？
洋さん「…ふぅ、あ。そういえばお前…」
洋さんが思い出したようにこっちを向く。
綾「はい？」
洋さん「っあ…！！！！！！」
本を読んでいて気づかなかっただけなのでしょう…
状況を把握して、急に顔を真っ赤にして立ち上がる洋さん。
洋さん「お、お前、なっ…なにしてんの！」
綾「えぇ！？私はいつも通りですよ！！」
洋さん「近づくなって言ってただろーーー！！」
心配になるほど顔を赤くしたあと、
洋さんはまたどこかへ走り去ってしまった。
綾「あららー…」
素直じゃないなぁかわいいなぁ、と思うと同時に
ほんの少しだけ
普段は絶対手に入らない数分間の温もりに
どうしても顔が熱くなってしまう自分がいるのでした。
綾「ほんっと…洋さんって…そういうとこあるよなぁ…」
ーやばい奴IIー
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馬由(プロフ) - みくりさん» わあぁ！ありがとうございます！！基本的に私は携帯で書いていますよー！ (2018年3月5日 18時) (
レス) id: afd8a4a6ba (このIDを非表示/違反報告)
みくり(プロフ) - いつもキュンキュンしてます/// 何で小説書いてますか？？ (2018年3月5日 17時) (レス) id: b47557652d (このIDを非表示/違反報告)
馬由(プロフ) - わー！夏蜜柑さん！ありがとうございます！今後もどうぞよろしくお願い致します！！ (2018年2月26日 13時) (レス) id: 8d9fe2f42d (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - 初めて見ました、馬由さんの作品読みやすくて好きです(*´ω｀*)ヤバイやつ？が私は可愛くて好みです！今後も更新頑張ってください(*´ω｀*) (2018年2月26日 1時) (レス) id: ec14c5022d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：馬由 | 作成日時：2017年2月7日 0時
