告白 ページ41
携帯の通知音が鳴った。
洋「…ん？あ…この人か。」
よく連絡をくれる先輩からのメッセージだった。
正直、この先輩は、僕のことが好きだと思う。
洋「…はは、相変わらずだな」
先輩は、自分では僕への気持ちを隠せていると思っている様だが、正直、バレバレである。
そんな先輩から、相談らしい。
洋「…相談？後輩に相談か。はは。」
面白いなぁと思いながら返信をする。
すると先輩からは予想外のメッセージが届いた。
綾『もうすぐ好きな人の誕生日なんだ、仲はいいんだけど日付変わった瞬間に祝うのは気持ち悪いかなって思って…』
洋「…え。」
驚きが隠せない。
え。先輩、好きな人いたんだ。へぇ。
えぇ。冒頭であれだけ先輩の好きな人は自分だと思うって言い張ったのに。
恥ずかしい。
洋「…そ、そんなことないと思いますよ、と。」
当たり障りのない返信をする。
先輩も、そっかー、といったふわふわした返事だ。
…そうか、先輩はそう言えば誰にでも素直に愛情表現できる人だったな、と再確認する。
洋「…ふぅ。」
素直に頼れる後輩と慕ってくれていた。という事実に喜びと少しの悲しみを感じた。
─また通知音がなる。
洋「今度はなにを…えぇ？」
画面には、変な猫のスタンプと、先輩からの
綾『Happy birthday！私の大好きな後輩！！』
が、映し出されていた。
…日付が変わっていたのだ。
しかし問題は、僕の誕生日が間違っているということ。
洋『送り主、僕であってます？』
綾『な、何度も言わせないでよ、君が好きだってことなんだけど…』
洋『今日僕誕生日じゃないですよ？』
綾『へ？』
…こういう所である。
先輩はこういうところの詰めが甘い。
…まぁ、そこがまた、いい所でもあるんですけど。
ー告白ー
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馬由(プロフ) - みくりさん» わあぁ！ありがとうございます！！基本的に私は携帯で書いていますよー！ (2018年3月5日 18時) (
レス) id: afd8a4a6ba (このIDを非表示/違反報告)
みくり(プロフ) - いつもキュンキュンしてます/// 何で小説書いてますか？？ (2018年3月5日 17時) (レス) id: b47557652d (このIDを非表示/違反報告)
馬由(プロフ) - わー！夏蜜柑さん！ありがとうございます！今後もどうぞよろしくお願い致します！！ (2018年2月26日 13時) (レス) id: 8d9fe2f42d (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - 初めて見ました、馬由さんの作品読みやすくて好きです(*´ω｀*)ヤバイやつ？が私は可愛くて好みです！今後も更新頑張ってください(*´ω｀*) (2018年2月26日 1時) (レス) id: ec14c5022d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：馬由 | 作成日時：2017年2月7日 0時
