冬の日 ページ2
洋「ん…朝だ」
洋「あれ、綾がいない」
洋「あいつどこいったんだ…」
あたりを見回す。見当たらない。
あいついつも休日は昼まで寝てるのに。
どうしたんだ？
…いた。
窓を覗けばそこには
無邪気に雪で遊んでいる姿があった。
洋(嘘だろあいつあの年になって雪遊び…？)
洋(…呼びに行くついでにいたずらでも仕掛けるか)
ーー外ーー
綾「ふふ〜♪」
そっと背後から近寄り…雪玉を投げつける！
綾「ぶへっ！？」
洋「ふっ…ふふっ…ふははは！！！」
綾「洋さん！やっと起きたんだ！」
頭に思いっきりぶつけたはずなのに
嬉しそうな笑顔で振り向かれる。
洋「ああ。起きたらお前居なかったからびっくりしたんだぞ。寒いからはやく中入れ。」
綾「はーい。」
ーーこたつーー
洋「はぁ？」
綾「やだ、むいて、ミカンの皮むくのにこたつから手を出すのすら寒いの。」
洋「ちっ…なんでお前のためにみかんの皮むかなきゃいけないんだよ…」
と言いつつ…むいてしまう…情けない…俺…。
洋「はい、むけた」
綾「あーん♡」
洋「はっ！？」
と、取り乱してしまった。
綾「あ ー ん ♡」
洋「な、何言ってんだ食うのくらい自分でやれ」
綾「手ぇ出してミカンむくのが寒いんだから手ぇだして食べるのも寒いに決まってるじゃーん！」
洋「……じゃあこのみかんは俺のものだな」
綾「えええ！？洋さんのケチ…」
洋「ケチじゃないわ。」
綾「む〜、じゃあ自分で食べるもん…」
もぐもぐちびちび食べる姿はハムスター？
そんな気がして可愛いと思えてしまう。
気づくと彼女はみかんを食べながら
目を閉じている。
雪遊びに疲れて眠ってしまったのだろうか。
洋「…」
散々いつも憎まれ口は叩くが、好きなのだ。
少しキザだが、まぶたにキスを落とす。
洋「…？」
寝ているはずの彼女の顔が赤くなる。
洋「お前、起きてるだろ」
綾「…えへへ、バレました？」
洋「お前はわかりやすくていいな」
綾「そう？褒めてくれてありがとう〜」
また彼女は顔を赤くする。
ー冬の日ー
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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馬由(プロフ) - みくりさん» わあぁ！ありがとうございます！！基本的に私は携帯で書いていますよー！ (2018年3月5日 18時) (
レス) id: afd8a4a6ba (このIDを非表示/違反報告)
みくり(プロフ) - いつもキュンキュンしてます/// 何で小説書いてますか？？ (2018年3月5日 17時) (レス) id: b47557652d (このIDを非表示/違反報告)
馬由(プロフ) - わー！夏蜜柑さん！ありがとうございます！今後もどうぞよろしくお願い致します！！ (2018年2月26日 13時) (レス) id: 8d9fe2f42d (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - 初めて見ました、馬由さんの作品読みやすくて好きです(*´ω｀*)ヤバイやつ？が私は可愛くて好みです！今後も更新頑張ってください(*´ω｀*) (2018年2月26日 1時) (レス) id: ec14c5022d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：馬由 | 作成日時：2017年2月7日 0時
