【名前変換オリジナル】いろんなタイプの恋人と

本屋にて ページ12

綾「ふふふ♪」

洋 (あっ、池田さん…)

本屋に買い物に来たら、彼女を見つけました。
彼女は本が好きなようで、
よくここにいる、と前に
嬉しそうに話してましたね。

洋 (声をかけるか否か…)

彼女は本選びに夢中になっているようですし、
ここで私が行くのも…見守るだけにしましょう。

綾「どれも捨て難いな…」

たくさんの本を手に抱えています。
随分買うんですね…。

綾「あっ、所持金確認しなきゃ！」

声に出てます。全部。可愛いですね。

綾「ひーふーみ…はっ。」

数え方が古風ですね。
あ、足りなかったみたいです。

店員「お客様、あの、不審な立ち振る舞いをしてる方がいらっしゃると他のお客様から…」

洋「あ、私ですか、不審な立ち振る舞い？え、」

店員「ほかのお客様のご迷惑になる行為は…」

洋「え、なんかすみません」

さて…私はなにかしたのでしょうか…

店員(あの客女性客見つめすぎなんだよなぁ。)

綾「どうしよ、どの本も諦められないよ、うぅ、どうしよう」

うーん、諦めきれなくて悲しそうな顔をしている
池田さんもとても可愛いですが、
このままでは私の買い物も進まないので
助けに行きましょうか。

洋「池田さん？」

綾「あ…洋さん…！」

洋「何買おうとしてるんです？」

綾「あ…本を少し…。」

洋「買いますよ、どれです？」

綾「そ、そんな、申し訳ないですよ、大丈夫です！」

頼みたいけど遠慮しておかなきゃいけない
…と考えてるんですね、
私の彼女は偉いですね〜。

洋「遠慮なさらず。どうぞ？」

綾「え…ほんとに買っていただけるんですか？」

洋「えぇ。はい。」

綾「じゃ、じゃあ…この本と、この本、あとこの本も…お願いします！」

目に見えて顔が明るくなってますね、
かわいい。
この可愛さの前では多少思ってたより
買う本の量が多くても気になりませんね。
いや、やっぱちょっと多い。

洋「はい、一緒に行きましょうか。」

綾「はい！」

でもまぁ、こうして隣を歩けていますし、
これくらいならいいでしょう。

ー本屋にてー

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