ヨコハマ100 ページ20
B+L描写があります。
苦手な方、申し訳ありません。
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そらる視点
そ「嘘…だろ?まふ、何で……」
敵の手の中に居たまふは、覚束無い(おぼつかない)足取りで俺の方へと進んでくる。
俺の方へ延ばされた腕に、思わず掴んでしまいそうになった。
すると、まふは俺が触れてこない事に不満になったのか、頬を膨らませていた。
ま「そらるさん!まふまふですよ〜!」
そ「…」
名前を呼ばれる度、声を聞くたび、ドバドバと溢れ出しそうなナニか。それと同時に無償に抱き付きたくなる衝動に刈られる。
ま「そーらーるーさーんー!!」
そ「……」
駄目だ、駄目だ、と自制をかけて頭を回す。まふが何故…というか如何して俺が此処に来るって知って…
ま「もう!しょうがないなぁ……」
俺より少し高い身長が俺の体を包む。
抱き付かれている。ドバドバと溢れ出すそれが分かった途端に頭が真っ白になって何も考えられなくなった。
男の癖に華奢な体に腕を回して、抱き締める。温かな体温が妙に心地好くて、気を張っていた俺の心を解すようだった。
ま「ふふっ、そらるさん逞しくなりましたね」
まふはゆっくりと俺から体を離して、そらるさん。と名前を呼んでから、俺の唇にその淡い唇を合わせた。
まふの整った顔が目の前に合って、唇が離れた時に掛かる息が妙に色っぽくて、綺麗で………
俺はまふから少し離れた。
それでもまふは尚俺に近付いて手を取る。
其処で俺は問いた。
そ「まふは、俺のモノ?」
ま「…うん、僕はそらるさんのモノだよ」
笑顔で答え、再度唇を合わせようとするまふ。
そ「そっか、じゃあ
.
俺の“モノ”何だから、殺してもいいんだよね」
ま「えっ?」
まふの表情が凍り付いた。
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野良神 - ぞ、ぞらるざあぁぁ!(泣)よがっだようぅ (2018年10月30日 21時) (レス) id: d6c3f54fc0 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - ヒロアカの方から来ました!…やばい。かっこいい。泣ける。の3つの感想が頭からぽんぽんでてきます…!番外編とか見てみたいですね…← (2017年12月27日 21時) (レス) id: c80fc03d1f (このIDを非表示/違反報告)
世桜 - みゃのさんさん» コメントありがとうございます!みゃのさんは来年何ですね、これからが勝負ですよ!新しいの出来たら直ぐここに書いて呼びますね!本当にありがとうございました!! (2017年11月8日 12時) (レス) id: b4636c5e1b (このIDを非表示/違反報告)
世桜 - シルバーレインさん» コメントありがとうございます!!無事完結出来て良かったです!入試も頑張ります!!番外編、書くかは未定ですが、書いたときは期待に応えられる様にしたいです。本当にありがとうございました!! (2017年11月8日 12時) (レス) id: b4636c5e1b (このIDを非表示/違反報告)
世桜 - 雲雀さん» コメントありがとうございます!!雲雀さんはこの作品でも沢山コメント下さって、作者の励みになってました!番外編。何時書くのかは未定ですが、御互い体に気を付けて受験頑張りましょう!本当にありがとうございました!! (2017年11月8日 12時) (レス) id: b4636c5e1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:世桜 | 作成日時:2017年9月13日 22時