第32話 ページ38
靴が地面にすれる音、靴が地面を蹴る音が響いた。
それを聞いて、ようやくグラーツの正体が分かるのかと思い、見てみると、
現れたのはグラサンをかけたスーツだった
あれ?スーツが本体?
「見つけたぞ!坂田銀時!!」
「あれ、お前そこに寝転んでるやつらの仲間だろ?
なんで仲間ふんでんだ」
『違いますよ
多分私を追っている人と坂田さんを追っている人は違う人です』
「え、そーなの?」
そう言って見ていると、そのグラサンをかけたスーツはスーツをかけた欠けたグラサンに叫んでいた………あれ?どっちが本体だっけ
「オイィィィィ!!
大丈夫か!?待ってろ今助けるからな中崎ィィィ!!」
すると、その中崎と呼ばれる男は少し目を開け、弱々しく消え入りそうな声で、口に広がっていた鉄の味のものを吐きだし、言葉をつむいだ
「誰だ……お前………
そ…れに……俺の……名は…石高だ………」
そう言って、力尽きたようにガクッと頭を重力に従わせて、目を閉じ意識を手放したようにみえる石高という男
いやなに自分の名前直すために最後の力使ってんだよォォォ!!
しかも名前かすってすらいねェェェェ!!
そして知り合いでも無かったァァァ!!
「オイィィィ!!
目を開けろ!起きてくれ高杉ィィィ!!」
……なんか知り合いの名前が聞こえてきたんだが
それに「高」しかあってねーんだけど
…………なんか突っ込む気力も無くなってきた
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にゃご - 春さん» いえいえ、こちらこそありがとうございます!!遅れてしまってすみません…… (2017年3月13日 18時) (レス) id: a66f0ad43b (このIDを非表示/違反報告)
春 - 遅れました!いやー、使っていただいてありがとうございます!笑銀ちゃんは認めないですねー← (2017年3月13日 17時) (レス) id: a243a73ee4 (このIDを非表示/違反報告)
にゃご - 春さん» いえね、ちょっと軌道修正したくて……ww (2017年2月25日 15時) (レス) id: a66f0ad43b (このIDを非表示/違反報告)
春 - 作者様登場www (2017年2月25日 12時) (レス) id: a243a73ee4 (このIDを非表示/違反報告)
にゃご - 総悟13さん» ほほほ本当ですか!?まさか沖田13様にお気に入り登録してもらえるとは………光栄です!! (2017年2月20日 17時) (レス) id: a66f0ad43b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃご | 作成日時:2017年1月22日 14時