【H×H】美少女はクロロの弟子！

１７ 「この前師匠と一緒にとある美術館に行って仕事したんですよ……そこでわざわざ罪を被ってくれた人がいたなー……」 ページ22

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「111って、誰？」

キルア「お前だよ」

「あ、そっか」

番号とか忘れてたわ。

？「とぼけてやがるぜ……オレは変装してたってすぐわかったのによ」

ちょ、変装の事は言わないでほしいんだけど。

「で、戦えってのは？」

？「てめェはオレを人生のどん底へ突き落とした……その復讐だよ！」

オーラが手のひらへ集中、そして、

チュインッ！！

「わぉ、あっぶな」

レーザーのように放出。遅いから避けたけどねー。でもさー、ここで念を使うのは危ないんじゃないかなー。

試験官『No.6103！すぐに戦闘をやめろ！』

？「うるせぇ！オレはこいつを殺すまで−−」

「んー、それはいいけどさ」

念の使えない人がたくさんいるんだからさぁ、

「場所を移動しようか。試験官、それでいいかな？」

試験官『……ならばデスマッチとなるが』

「OK。問題無い。それから皆は先に行ってね」

クラピカ「大丈夫なのか？」

「ぜーんぜん。大丈夫大丈夫」

ゴン「……あいつ、すっごくやな感じがする……」

キルア「ああ……身体からエネルギーがみなぎっている感じ。なんか、気持ち悪い」

へえ、そこまで感じられるんだ。

「俺をなめんなっての。先に行って」

ゴン「……うん、わかった。シロナも絶対来てね！」

「りょーかい。てことで、ばいちゃっ☆」

さぁて……楽しませてくれるのかな、こいつは。









？「改めて名乗ろう。オレはサギル。てめェと同じ、盗賊だ」

「セレネ。盗賊だけど、サギルとは格が違うよ」

師匠に鍛えられた私をなめんなっての。

「君みたいな凡ミスで自分から罪を被ったりしないしねェ？」

くすくすくす、と笑う。

サギル「てめェ……！絶対殺す！！」

キィィ……とオーラを溜め、また放出。短気だし、でもオーラを強くしてるから……強化寄りの放出かな。
連続攻撃を全部避けながら、作戦を考える。

相手は放出系。遠距離が得意だから、間合いは私の何倍もある。できるなら近距離に持ち込みたいけどそれだと姿勢という観点でもあっちが有利。

どーしようかなー。




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