９６ 復活？ゴン！！ ページ15
*
「ゴンーーっ！！」
ゴン「うっわぁぁあ！？」
がちゃーん、ばーん、と大きな音を立ててゴンの部屋に入る。まだ寝ていたらしいゴンが飛び起きた。
「おはよ！」
ゴン「リヒト、もー……おはよう」
ベッドの横に行ってしゃがむと、ゴンが何故か頭を撫でてきた。初？
「今日は何の日でしょうか」
にひ、とゴンが笑う。
ゴン「オレの謹慎が、解ける日っ！」
「正解！」
ゴン「いっえーい！」
パァン、とハイタッチというやつをすると、勢いが強すぎて2人して、痛い！と叫ぶ。
キルア「ったく、何やってんだよ。朝っぱらから」
ゴン「キルア、おはよ」
ゴンがウイングとの約束を破ってから、2ヶ月。ついに、ゴンとキルアが念能力を本格的に学ぶ日が来たのだ。
キルア「早くウイングのとこ行こうぜ」
ゴン「うん！」
この2人がどんな成長をするか……楽しみだ。
ウイング「ゴン君、キルア君。今日からズシと共に修行することになります。ゴン君、この2ヶ月……よく約束を守りましたね」
ウイングの宿に行くと既にズシもいた。4人でウイングの前に立つと、ウイングがいつもの笑顔でそう言った。
ゴン「誓いの糸のおかげです。この糸を見つめていると、気持ちが落ち着いてくるんです」
ゴンは、ウイングの念によって作られた糸を見つめる。
ウイング「そういう念を込めておきましたから」
ゴン「え、本当？」
ウイング「いや、嘘です」
「嘘吐いたら、針1000本刺されるんだぞ」
本で読んだ。
俺が推測したところ、刺しに来るのはイルミだという結論に達した。イルミはそういう念能力で、嘘つきには針を刺しに来るんだ。
「やっぱりキルアの兄は怖いな」
キルア「は？何だよ急に。−−それより、何でゴンが約束を守ったってわかるわけ？こいつ、こっそり念の修行してたかもしれないじゃん」
ゴン「む」
それは、確かに。ただの糸では、意味がないものな。
ウイング「誓いの糸が切れていないからですよ。ゴン君、久々ですが纏をやってみてくれませんか？」
ゴン「うん」
ゴンはきっ、と真面目な顔になる。久しぶりだから、できるのか心配なのかもしれない。
ゴンが目を閉じた。
「……ふむ」
ウイングが、笑みを深くした。
ウイング「ズシ、リヒト君、どう思う？」
ズシ「す、すごいっす！全身のオーラが淀みなく流れて、静かで、なだらかで……それでいてすごく力強いっす！」
「前より、纒のオーラ量が安定した。頼りなく増減していたのが、今では一定」
……やはり、点のおかげか？ここまで顕著に効果が現れるとは、驚きだな。
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勿忘草 - 実況さんに返事をする夢主さんが面白いwww (2020年6月14日 18時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - マーシャさん» ふふふ（≧∇≦） 続編をお楽しみに！応援ありがとうございます！ (2019年6月2日 6時) (レス) id: 862efe2a89 (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ - 黒髪の青年はクロロですねわかります！ 続編頑張ってください！ (2019年6月1日 17時) (レス) id: 9f5cd220aa (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - キラさん» キラさんありがとうございます！！こっからも頑張りまーす！！ (2019年5月19日 1時) (レス) id: 862efe2a89 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - やっぱりいつ読んでも面白いですー！！これからも楽しみにしてます！！ (2019年5月17日 22時) (レス) id: b207c7ff5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2018年12月29日 23時
