３０ クラピカ？わーい ページ32
*
クラピカ「騙す方が悪いに決まってる！！」
……む？
俺が猿使い……ジミーと名乗った人間を連れて戻ると、クラピカがいた。その足元には転んだトンパ。レオリオはバッグから縄を取り出して、2人を拘束。
「クラピカ」
クラピカ「リヒトもいたのか。ーー来てくれたのなら話は早い」
レオリオ「？」
クラピカ「私と組まないか？」
なるほど。トンパとジミーがやっていたように……だな。
「まずはこの2人をどうするか、だな」
レオリオが縄で拘束した2人を見る。レオリオがニヤッと笑った。
レオリオ「お前、文字は覚えたんだよな？」
「？ああ。クラピカが教えてくれた」
レオリオ「じゃあここによ……」
レオリオが大きな板を拾い、ペンを取り出した。俺に何か書けと？
「……これで合ってる？」
クラピカ「ああ、しっかり書けてるぞ」
上から見ていたクラピカに問うと、そんな返事と共に頭を撫でられた。
うむ、自分でも中々綺麗に書けたと思う。
『エサを与えないでください！！』
……書いた言葉の意味、というより意図はよくわからないが。
レオリオ「さて、これでオレのプレートは戻ったし」
クラピカ「16番と118番のプレートも手に入れた」
俺、プレートのことほとんど忘れてたな。
「クラピカのターゲットはトンパだったのか」
レオリオ「とにかく、礼を言うぜ」
クラピカ「礼には及ばない。お前が背後から攻撃された時、トンパに悟られないよう、私も黙っていたからな」
もう1人気配がすると思っていたが、あれはクラピカだったのか。てっきり、仲間が2人いるのかと。
クラピカ「まぁそれは、あの程度の攻撃を避けられない奴とは手を組む価値無しと判断したためだが、ギリギリ合格と言っていいだろう」
レオリオ「何様だよ、お前は……。どうせオレたちは鈍いってことだろ？」
クラピカ「いや、リヒトは気付いていたはずだろう？」
「ああ。残念ながら」
落ち込むな、レオリオ。俺のこの性質は本能的なものだし、人間としてはおかしいものだから。
レオリオ「……まぁしかし、チームで動いた方便利なのは確かだ。残り4日、同盟といくか！」
俺とクラピカは頷く。俺は便利というより、楽しそうだから、だがな。
というわけで、始めにレオリオのターゲット、ポンズを探すことに。
レオリオ「尾行に気を付けろよ」
クラピカ「お前に言われたくないな」
レオリオ「はいはい、そうでしたね！」
……この2人仲良いよな。
*
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藤原 黎明 - 刺空さん» 泣かないで刺空さん！！この後どうなるかは……続編をお楽しみに！それから、ツイッターでも話してくれてありがとう！楽しませてもらってます！笑笑 (2018年8月4日 23時) (
レス) id: ae872f1ade (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - ネフェルティティさん» 続編突入します！！ので！！主人公君どうなったか……どうなるのか！楽しみにしててくださいね！！泣かないでーー！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: ae872f1ade (このIDを非表示/違反報告)
刺空(プロフ) - リヒッリッリッリヒト君んんんんん？！え？君臨者？え？生き返るよな？そうじゃないと終わるぞ？リヒト君？返事して？泣くよ？泣いちゃうよ？この後どうなるの？！ (2018年8月4日 0時) (レス) id: b1426f83ec (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - え、え、え、え？？ 主人公……え？死んで……え……涙が…… (2018年8月3日 22時) (レス) id: 7981efbc68 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - あれっ、目の前が、歪んで……はっ、涙だっ←謎 いやぁこちらこそありがとうございますっ！！ゆーじさんのことも応援してます！！ (2018年7月23日 10時) (レス) id: 799100763e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2018年4月5日 15時
