１５ 親？うーん ページ17
*
「いないな。確実に」
ゴン「亡くなってるの？」
「いや。もともと俺に親は存在しない。何故かは何度も言う通り、俺は俺であり唯一の存在。同一種を持たぬ孤高の獣だからだ。細かく言えば、俺の持つ遺伝子……実は遺伝子ともいえないんだけど……を、俺以外の生物は持っていないんだ。言ってしまえば、俺は生殖をすることができないし、する必要もない。死なないから」
ゴン「ぷしゅ」
ゴンが煙を吹いた。……大丈夫か？
キルア「人間じゃないってのはよーくわかった」
「その通り」
ゴン起きた。難しいことは苦手らしいな。
あと、先程から背後に近づくニンゲンがひとり。気配からして、ネテロ、
ちょうどいい。
「こんばんわネテロ。俺たちに何か用か？」
ネテロ「！」
俺は彼に声をかけた。2人も気がついてネテロを振り向く。ネテロは気付かれていないと思っていたのか、俺を驚いて見ていた。
キルア「なんだ、じーさんか。いつからいたんだよ」
ネテロ「今通りがかったところじゃよ。少し退屈しておっての」
……む？今ではないだろう。キルアの話が終わった頃にはいたはずだ。俺の話も全て聞いていたはず。
ネテロ「ところで、どうかな3人とも。ハンター試験初挑戦の感想は」
ゴン「うん！楽しいよ！想像と違って、頭使うペーパーテストみたいなの無いし」
キルア「オレは拍子抜けしたね。もっと手応えのある難問かと思ってたから」
「異常なぐらい楽しい。今までが異常に暇だったのもあるが。ここからもまだまだ楽しませてくれると期待しているよ」
そうかそうか、とネテロは頷き、一つ提案を持ち出した。
ネテロ「お主ら、ワシとゲームをせんか？もしそのゲームにお主らが勝てたらハンターの資格をやろう」
「今すぐ、か？」
ネテロ「その通りじゃ」
今すぐ、か。まさかネテロは俺をここから遠ざけたいのか？先程から隠した警戒が俺に伝わってくる。
ゴン「本当！？やるやる！」
ここから今すぐ追い出されるのは嫌だな。まだまだ楽しめそうだし、クラピカやレオリオ、ヒソカとも十分に話せていない。
どんなゲームかは知らないが、追い出されない程度にやってみるか。
*
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藤原 黎明 - 刺空さん» 泣かないで刺空さん！！この後どうなるかは……続編をお楽しみに！それから、ツイッターでも話してくれてありがとう！楽しませてもらってます！笑笑 (2018年8月4日 23時) (
レス) id: ae872f1ade (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - ネフェルティティさん» 続編突入します！！ので！！主人公君どうなったか……どうなるのか！楽しみにしててくださいね！！泣かないでーー！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: ae872f1ade (このIDを非表示/違反報告)
刺空(プロフ) - リヒッリッリッリヒト君んんんんん？！え？君臨者？え？生き返るよな？そうじゃないと終わるぞ？リヒト君？返事して？泣くよ？泣いちゃうよ？この後どうなるの？！ (2018年8月4日 0時) (レス) id: b1426f83ec (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - え、え、え、え？？ 主人公……え？死んで……え……涙が…… (2018年8月3日 22時) (レス) id: 7981efbc68 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - あれっ、目の前が、歪んで……はっ、涙だっ←謎 いやぁこちらこそありがとうございますっ！！ゆーじさんのことも応援してます！！ (2018年7月23日 10時) (レス) id: 799100763e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2018年4月5日 15時
