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八振目 ページ10

箒を片手に手入れ部屋の掃除をすること数十分。

部屋はだいぶ綺麗になり、思いっきり息を吸っても最初の埃っぽさはなくなっていた。

一期「ふぅ…こんなものですかな」

小狐丸「そうですな!」

三日月「茶でも飲んで一休みするか」

ずっと継続して掃除をしていたせいだろうか…喉が異様に渇いたな。

貴方「じゃあ、俺が茶を淹れてくるから先に休んでてくれていいぞ」

そう告げて茶を淹れに行く。

湯呑みや急須は棚に入っていたから、埃は被ってないみたいだ。

急須に茶葉を入れ、湯を注いだ。
お盆に湯呑みと中身の入った急須を乗せて皆のもとへ戻る。

貴方「お待たせ。皆お疲れ様!」

小狐丸「おぉ、ありがとうございます、兄上!」

一期「兄上もお疲れ様です」

三日月「これで手入れしやすくなったなぁ。よきかな、よきかk((スパーン …ん?」

三日月の言葉を遮るように、突然襖が勢いよく開いた。

?「一期、小狐丸。『例のアレ』、終わったぜ!……お、三日月もいたのか!元気そうで何よりだ。………で、さっきからAの幻覚が見えやがる…俺ももうじじいだな」

襖を開けたのは鶴丸国永。

過去にいろいろあり、俺と鶴丸…というか俺と、伊達政宗公の刀は仲が良い。

貴方「幻覚なんかではないぞ!鶴丸」

鶴丸「あー、なんか幻聴まで聞こえて…。A…会いたいなぁ」

貴方「幻聴でもないぞ、鶴丸」

すると鶴丸は目を丸くし、その目には涙が溢れだした。

一期と小狐丸は、鶴丸を驚かせるために俺のことを話していなかったみたいだな。

鶴丸「………こりゃあ驚きだ…!!Aーー!ずっとずっと待ってたぜ!」

貴方「俺もずっと鶴丸に会いたかったぞ!」

久しぶりの再会に気分が高揚しまくってきると、本丸の外から何やら声が聞こえた。

「政府の者ですが」、と。

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サミ(プロフ) - 新しいさにわ、いい人なんですけど…十六夜くんと刀剣達の絡みが読みたくてきてるので、もうすこし影薄くしてほしいです。 (2016年8月20日 1時) (レス) id: 6fe0904d32 (このIDを非表示/違反報告)
つるもちぃ(・ω・)ノうさ(プロフ) - 是非、十六夜 君を描かせてください!((もう書いてしまった(( (2016年3月20日 20時) (レス) id: 8ec2ed0298 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - コメントありがとうございます!コメ返は続編でさせていただきますね(^-^) (2016年3月19日 20時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
未来華月(プロフ) - 一兄に、「頑張って守って!私の周りにも、私の保護対象下(←)にいる人が2,3人います。お互いに頑張りましょう!」というエールを送ります! (2016年1月17日 15時) (レス) id: bdb1f6db73 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - 檗(ばく)さん» 本当ですか!そう言って頂けると私も嬉しいです^ ^更新頑張りますね! (2016年1月17日 7時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:熊葛 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年9月22日 15時

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