肆拾参振目 ページ47
貴方「演練には初めて来たが…これで戦うのか？」
場所は演練場
手渡された竹刀を見つめながら聞いてみる。
御手杵「そうそう！
自分の本体と同じ長さ・反り・重さの竹刀！」
答えてくれた御手杵は、
どうやって作ってんのかなーすげぇよなー
と腕を組みながら言った。
貴方「これなら手合わせの…ばわーあっぷぱっしょん？のようなものだなぁ」
和泉守「パワーアップバージョン、な」
御手杵「パッション…」
御手杵、笑いを堪えても震えでわかってるからな…！
貴方「和泉守はやはり横文字に強いんだなぁ」
和泉守「多分、最近のことについては俺の方が色々知ってるぜ！」
貴方「それは頼もしいな！」
そんな会話をしていると、相手の本丸の刀達が演練場にやってきた。
鯰尾「あ！いち兄だ！」
骨喰「…兄弟しかいないな」
蛍丸「単騎放置？」
和泉守「いや、でも…情報によるとカンストしてるみたいだが。
しかも事前に知らされた編成は、太刀4、大太刀1、打刀1だぜ？」
和泉守が手元の資料を見て言う。
演練前に配られる、相手の情報が書いてあるやつだな。
御手杵「直前に変更したのか…」
鯰尾「まぁ、今は取り敢えず演練しましょ！」
鯰尾の言葉にみんな頷き、演練場に足を踏み入れる。
お互いに礼をして暫く待機していると、戦闘開始を知らせる音が響いた。
起動が速い鯰尾と骨喰が攻撃すると(竹刀だが)、
相手の一期の刀装は呆気なく壊れた。
蛍丸「…なんかおかしくない？
刀装、特上だったし。カンストしてるんでしょ？」
御手杵「確かに。疲労してんのかな…」
続いて和泉守が攻撃。
すると一期は一気に戦線離脱した。
戦闘が終了してみんなが戻ってくると、やはり話題は一期の話。
鯰尾「あんなの…っ！
あんなのいち兄じゃないです！」
いち兄はもっと強くて優しくて…と、今にも泣きそうな鯰尾を抱きしめる。
鯰尾「うう…A兄ぃぃ…」
和泉守「とにかくあの一期は様子がおかしい」
蛍丸「話しに行く？
今ならまだ演練場にいるはずだよね」
演練場へ出ると、たった今本体を左手に持ったところの相手の一期が見えた。
貴方「一期」
一期「兄上…！」
貴方「先程の演練…どうしたんだ？
様子がおかしかったように見えたが」
俺がそう聞くと、一期はうつむいて答えた。
一期「実は弟達が私達の主に、その…夜枷をさせられていて…。
短刀以外は手入れもなしにひたすら出陣を…」
これは…
一同「(いきなりブラック本丸だぁぁぁ)」
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サミ(プロフ) - 新しいさにわ、いい人なんですけど…十六夜くんと刀剣達の絡みが読みたくてきてるので、もうすこし影薄くしてほしいです。 (2016年8月20日 1時) (
レス) id: 6fe0904d32 (このIDを非表示/違反報告)
つるもちぃ(・ω・)ノうさ(プロフ) - 是非、十六夜 君を描かせてください！((もう書いてしまった(( (2016年3月20日 20時) (レス) id: 8ec2ed0298 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - コメントありがとうございます！コメ返は続編でさせていただきますね(^-^) (2016年3月19日 20時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
未来華月(プロフ) - 一兄に、｢頑張って守って！私の周りにも、私の保護対象下（←）にいる人が２,３人います。お互いに頑張りましょう！」というエールを送ります！ (2016年1月17日 15時) (レス) id: bdb1f6db73 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - 檗(ばく)さん» 本当ですか！そう言って頂けると私も嬉しいです^ ^更新頑張りますね！ (2016年1月17日 7時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
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