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拾肆振目 ページ16

馬に乗って皆でひたすら突き進む。

今までのマスは資源マスだったので先程まで敵の気配はなかったが、進軍を進めるにつれて嫌な気が漂ってきた。

主「…北西の方角から来るよ。気をつけて!」

貴方「あいわかった」

最近気づいたのだが、主の審神者としての力はかなり強い。
神社の息子だからなのか?

しばらくすると主の言ったとおり、北西から敵が現れた。

飛んできた矢を真っ二つに切り落とし、ふぅ、と小さく息をつく。

鶯丸「大太刀と薙刀が二、太刀と槍が一といった具合だな」

鶴丸「了解!江雪は主を頼む」

江雪「わかりました」

主はあまり近くにいると流石に危ないので、江雪と共に少し離れた所で待機。

俺は馬に乗らない方が戦いやすいので、馬は二人に任せて、自分の足で駆ける。

三日月「来るぞ!」

まず目の前に現れたのは薙刀。

相手の至近距離からの攻撃はほぼ不可能に近い。

下ろされた刃を横に避け、相手の懐へ入り込んで一突きすると、相手は倒れた。

貴方「…おぉ。お前もいたのか!調子はどうだ?」

薙刀の敵が倒れたことで初めて俺の視界に入ったのは太刀だった。

もちろん俺の問いかけに答える筈もなく、容赦なく刀を振るってくる。

貴方「よっ」

地面を蹴り、相手の背後にまわって…
そして斬りかかった。

貴方「…なんだ。そこまで大したことはなかったなぁ」

とりあえず目の前の敵は倒したので、他のみんなはどうだろうかと辺りを見回す。

…うん、敵はみんな倒せたみたいだな!

一期「兄上、お疲れ様です」

貴方「一期もお疲れ。さ、主のところへ戻るとしようか」

一期「はい!」

ーーーー

こんな感じで進軍を進め、この時代を攻略する頃には空は真っ赤に染まっていた。

主「みんな今日は本当にお疲れ様!大きな怪我もなくてよかったよ!そろそろ本丸に戻るよー」

各々返事をして、本丸への道を馬で駆ける。

隣を走る鶴丸の服が夕日で染まっているのを見て、ふと気がついた。

貴方「あ」

鶴丸「お?なんだ、俺に惚れたか?」←

貴方「はっはっは…いや、鶴らしくなったなと思ってな」

鶴丸「…おぉ!!こりゃあ驚きだ!」

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サミ(プロフ) - 新しいさにわ、いい人なんですけど…十六夜くんと刀剣達の絡みが読みたくてきてるので、もうすこし影薄くしてほしいです。 (2016年8月20日 1時) (レス) id: 6fe0904d32 (このIDを非表示/違反報告)
つるもちぃ(・ω・)ノうさ(プロフ) - 是非、十六夜 君を描かせてください!((もう書いてしまった(( (2016年3月20日 20時) (レス) id: 8ec2ed0298 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - コメントありがとうございます!コメ返は続編でさせていただきますね(^-^) (2016年3月19日 20時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
未来華月(プロフ) - 一兄に、「頑張って守って!私の周りにも、私の保護対象下(←)にいる人が2,3人います。お互いに頑張りましょう!」というエールを送ります! (2016年1月17日 15時) (レス) id: bdb1f6db73 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - 檗(ばく)さん» 本当ですか!そう言って頂けると私も嬉しいです^ ^更新頑張りますね! (2016年1月17日 7時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:熊葛 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年9月22日 15時

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