ネオン色の恋？

11.ぽっぽと渋ハルとオフ会…3 ページ27

き「男で執念深いのは何するか分かんないよ。絶対家バレないように気をつけなね」

『うんー』

き「てか一緒に警察いく？」

『いや大丈夫！！そこまでじゃない、と、信じたい』

き「まじなんかあったらすぐ連絡して！？俺暇だから！」

『wwwwありがとうwwww暇人助かる』



　…実は、引っ越す直前まで付き合っていた元カレにストーカーみたいなことをされている。半年くらいしか付き合ってなかったけど、束縛が激しくて、軽く暴力もしてきて、そのくせ自分は女遊びが激しくて浮気ばっかり。耐えきれなくなってわたしから別れを切り出した。そんなときにおじじから引越しの話がでたので、元カレには何も言わず引っ越して。家にあった荷物を送りつけたところ、脅迫みたいなLINEが何通も届くようになった。

　ぽっぽとは界隈の中でも特に仲がいいので、付き合ってる時から相談に乗ってもらってたんだけど、あれからずっと心配してくれていたようだ。優しい男だコイツは。

　そんな話をしていたら、配信の準備ができたようで、渋ハルに声をかけられてみんなでカメラに映るところに移動した。顔出しはもちろんしない。



渋「はいじゃあ始まるよ〜。………はい、こんハルー！

き「こんきなー！！kinakoでーす！」

『え、なにその定例挨拶文……えっと、こんやっぴー！ジャンヌでーす！』

渋「wwwそれトワさんやんw」

『ごめんトワ様！無意識！』

き「無意識は仕方ない」

渋「えー、急な実写でびっくりしたリスナーの皆さん。実は今日ですね、ジャンヌCR加入おめでとう会ということで、ぽっぽとジャンヌと僕の3人で飲んでおります。」

『おめでとう会だったの！？』

渋「そうだよ」

き「なんだと思ってたの？w」

『え、渋ハルが引っ越したから新居を荒らしつつ欲しいもの持って帰る会だと思ってた』

渋「なんやそれw誰がそんな物騒な奴家に入れるかw」


　〈実写嬉しい！〉
　〈3人とも仲良しだね〉
　〈渋ハルの家？〉
　〈クライナー何本用意した？〉
　〈テキーラ勝負して〉


渋「そう、僕の家で飲んでる！」

『え、まってコメント欄にテキーラとクライナー出てきたけど。物騒すぎない？』

き「あー、KNRで飲むと毎回出てくるから」

『え、そーなの！？KNRって飲みサーだったの！？』

渋「僕ら結構お酒飲むからねw」

き「ジャンヌ酒好きなんでしょ？」

『お酒好き！でも最終的に眠くなるんだよね、あんま飲んだら帰れんくなるからやばい』

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