ネオン色の恋？

11.ぽっぽと渋ハルとオフ会…1 ページ25

きなこ「……ジャンヌ？」

『……ぽっぽ？』

き「wwwwうわージャンヌだぁ！小さくて可愛いねぇwww」

『黙れ！』

き「身長何センチよそれ」

『175』

き「嘘つけw150くらいしかないじゃんw」

『うっさいなぁ！リアルでもこんなうっさいんかお前はぁ！で、どこなのよ渋谷ハルの豪邸は』

き「あれだよ、あそこに見えてる高層マンション」

『うわあれに住んでんの！？イキりすぎでしょwww』



　ぽっぽと渋ハルと初のオフ会。渋ハルが最近引っ越したので、宅飲み兼家の中荒らしつつ欲しいもの全部持って帰ろうの会だ。
　指定された最寄駅でぽっぽと待ち合わせて渋ハルの自宅へ向かった。道中もずっと身長を馬鹿にされた。「めっちゃ身長高いイメージあったけどほんとチビだね」「顔と身長が合ってない」「今日のお酒はカルーアミルクにしとく？」とかなんとか。はっきり公表はしていないけど、実は身長が151センチしかないもので、180もあるらしいぽっぽと並ぶと親子だ。

　マンションに着きインターホンを鳴らし、長いエレベーターに乗ると渋ハルの家に着いた。



渋谷ハル「いらっしゃいませ〜」

『お邪魔しまーす！渋ハルだー！』

渋「渋ハルだよーwえ、ジャンヌ身長小さくない？」

『あーそのネタ飽きたから次いったらころす』

き「wwwwwwwww」

渋「あ、もうぽっぽにいじくり回されて機嫌悪くなってる感じねw」

『てか初めて会ったのに初めてな感じしないね！さすが長年の仲だわぁ！』

渋「確かにしないねwまぁ僕らに関してはジャンヌの顔知ってたからな」

き「プロ時代の顔写真散々いじったもんね」

『あーあれね、金髪にピンクメッシュで化粧濃いあの写真ね』

き「実物の方が可愛いよジャンヌ！w」

『だよね！？あの写真マイナスイメージすぎるよね！？もう使ってないしネットから消えて欲しいんだけど！ほんと若かりし頃の自分のセンス疑うわ！いまのほうが可愛いし！！！』

き「自分で言うのは違うわ〜」

渋「まぁモテそうな顔してるよね」

『だからそれつまり可愛いってことでしょ？渋ハル』

渋「そうそうそうそうそうそう」

き「6回言ったww」



　話しながら荷物を置いて、さっそくお酒を机に並べる。渋ハルがわたしたちが来るのに合わせてUberでいろいろお料理を頼んでくれてたみたいで。さすが出来る男は違う。

　準備が整ったので、みんなで乾杯をした。

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