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不意に鳴ったチャイムに、二人は肩を一瞬上げた。
授業の終了を告げるチャイム。
幽霊や空耳でないから二人が顔を見合わす事は無かった。
学校にいれば、当然の終わりの鐘の音なのだから。
暫くして、教科担任が扉を開けた。
数学だったんだと解ったのは、先生の顔、形、姿から。
教科担任は二人の姿を見て一瞬足を止めた。
が、何も見なかったかの様に職員室へと足を進めて行く。
春山が、礼を言える先生が一人も居なかったから卒業証書を破いたと云うのも頷ける。
教科担任が教室を出たのに、誰一人教室から出てこない。
「行こうか 」 龍友に言われて覗いた教室は
仲良しグループに別れて、問題の出し合いをしていた。
まるで特進クラス。
龍友は、この空気が好きで無かったし
一目見たAは、付いていけないと一瞬で悟った。
「あ〜!! A!! もう大丈夫なの? 」
龍友の後ろをそっと歩いて教室に入ったAに一番最初に気付いたのはミズハだった。
駆け寄ったミズハはAの右手を握る。
握り返さない事に違和感を覚えたのだろうか?
ミズハは 「A?? 」 不思議に顔を潜めた。
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吉岡翔織(プロフ) - ゆむさん» 自分の復習も兼ねて、ｻｲﾄﾞｽﾄ作らせて頂きました☆ もう少し待ってて下さいね☆ (2016年9月29日 21時) (携帯から) (
レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ(プロフ) - なるほど！サイドストーリーですね☆おおぅ…つ、ついに！震えて待ちます笑 (2016年9月29日 21時) (レス) id: 6e37c95cc4 (このIDを非表示/違反報告)
吉岡翔織(プロフ) - ゆむさん» ゆむさぁぁぁぁあん☆ ありがとうございます☆ ワンクッション挟む事にしました☆ 龍友さんが、何故、こんなに主人公を気に掛けるのかと言う、結構どうでも良い話なんですけど(笑) 優夢ちゃんも出てきま〜す☆ (2016年9月29日 20時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ(プロフ) - なーんか雲行きが怪しいですねー。試練の香りがします。ドキドキ！！！ (2016年9月29日 20時) (レス) id: 6e37c95cc4 (このIDを非表示/違反報告)
うちほた(プロフ) - 吉岡翔織さん» ぁー。そっちですかwwwボードOKです！ (2016年9月25日 23時) (レス) id: 69b4c20639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔織 | 作成日時：2016年9月24日 22時
