四十七話 ページ8
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玉壺が壺からズルリと抜ける。
本来の姿なのだろう。
発狂しながら、幻覚を攻撃していく。
時透「本当に、何をしているの?」
無月「滑稽なのはお前だな。」
呆気無く、首を切り落とされてしまった。
無月「イ゛ッ…!!」
無月が目を抑える、どうやら集中し過ぎたようだ。
時透は、炭治郎達が居る方向を見つめている。
佳く見れば、朝日が昇りかけている。
《ドォォォォン》
と、其処から音が鳴る。
無月「夕月…!!派手にやり過ぎだよ…!!」
無月は半天狗が居る所まで走る。
夕月「逃げんなぁ!!」
朝月「夕月!そっちだ!」
炭治郎「グフッ。」
玄弥「クソがぁっ。」
朝月が指示を出しつつ、夕月達が半天狗の本体を探す。
夜明けが近くなり、半天狗が逃げる。
其処から開けた場所に出る。
時透「この刀を使え!!」
刀が投げられたと思ったら、時透がそう叫んだ。
無月「夜明けが近い!!逃げられる前に止めをさせ!!」
炭治郎「ヒノカミ神楽 円舞一閃…!!」
夜が明ける。不味い。
禰豆子がまだ日が当たる外にいる。
朝月「炭治郎!そいつは偽物だ!!」
朝月の声にハッとする。後ろで人が襲われている。
ソイツの舌には『恨み』の文字。
禰豆子は炭治郎の肩を掴み、
本体がいる方向へと投げた。
炭治郎「禰豆子!!」
禰豆子「ニコッ」
朝月「禰豆子!日に当たるな!」
夕月「炭治郎!そいつの首斬れ!!」
二人の声を聞きながら、鬼の本体の首を切る。
一方、朝月達は禰豆子を羽織で隠す。
炭治郎(勝った…、禰豆子を犠牲にして…。)
刀鍛冶「ごめんなぁ、炭治郎。禰豆子ちゃんが…。」
しかし、炭治郎はバッと顔を上げる。
後ろから、禰豆子の手を引きながら歩いてくる朝月の姿があった。
禰豆子「お、お、おはよう。」
朝月「よかったな、禰豆子は無事だ。」
炭治郎「あ、あぁ…、あぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁ!!!」
炭治郎は泣きながら禰豆子に抱きついた。
朝月「此処に癒しを。」
無月も崖を飛び降り、夕月達と合流。
三人は白いお守りを取り出す。
辺りを淡い光が包み、傷を癒して行った。
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たると - 三日月様ーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(泣) (2021年1月1日 23時) (レス) id: d38843ceb1 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - mythosさん» おぉ…!!丁寧な考察有難うございます!最終決戦はどうしようかなぁ、というところなんです。それに乗じて、もいいな、と思いました。ありがとうございます。 (2020年5月20日 12時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)
mythos(プロフ) - mythosです。初めまして。白夜さんの作品凄く面白いです!この夢小説は鬼殺隊によって親族を●されてしまった人たちの集団 碧ノ三日月!鬼殺隊との同盟がなくなれば、碧ノ三日月隊は鬼殺隊を蹂躙する感じですか?最終決戦はそれに乗じてしのぶ達を (2020年5月20日 11時) (レス) id: de1f76a452 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 奈雪さん» ありがとうございます…!!奈雪様もお体に気を付けて! (2020年5月15日 15時) (レス) id: a4d9844d68 (このIDを非表示/違反報告)
奈雪(プロフ) - もうとにかく好きです。体の負担にならない程度で更新頑張ってください! (2020年5月15日 14時) (レス) id: 5baed18305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白夜 | 作成日時:2020年5月11日 10時