【鬼滅の刃】鬼殺隊を赦せぬ者達【最強】

《番外編３》 ページ27

天羽さん宅のお料理実況

※今回天羽さんは出てこないよ〜



月夜「朝食は卵焼きと、味噌汁、白飯、焼き魚…、でいいか。」


朝月「俺達は何をすればいい？」


月夜「じゃあ、味噌汁に入れる具材を切ってくれ。」


朝月「分かった。」


夕月「俺も手伝う〜！」


無月「じゃあ、僕は魚を焼くよ。」


月夜「じゃあ、僕が卵焼きだな。」


阿久「じゃ、茶碗用意してるぞ〜。」


月夜「あぁ、頼む。」


卵の殻を割り、適度に塩、砂糖等を入れ、さえ箸で混ぜる。

すると隣からドドドドと料理中にはあり得ない音が鳴っているのに気付く。


月夜「夕月？！」


夕月「なぁに〜？」


野菜を入れた味噌汁を作る筈だったのだが、

夕月の手元に有るのは木っ端微塵になった人参の残骸。


月夜「どうやったらそうなるんだ？！」


夕月「包丁って使うの難しいね〜。」


月夜「何でだよっ！！」


夕月の隣で包丁を使っている朝月の手元を見てみると、

特に残骸は無かった。が…。


月夜「何で立体的な桜の花を創れるんですか？！」


とても綺麗な桜のニンジンが作られていた。


夕月「朝月って手先器用だね〜。」


無月「ねぇ、僕にも人参貰える？魚の盛りつけに使いたいから。」


朝月「嗚呼、ほら。」


人参を二本程度受け取り、また魚を焼いている鍋の近くに戻る。

月夜は頭を抱えながら、夕月にご飯をつぐ様に指示を出し、

卵を焼いて行く。


無月「魚は終わったよ。」


夕月「こっちも終わった。」


月夜「僕も終わったので早く机に持っていきましょう。」


皿を持ち、机に置いて行く。

味噌汁の上には綺麗な桜の人参が浮いていた。


月夜「何でッ！魚の隣に曼珠紗華が置いてあるんですかッ！！」


焼き魚の隣には、人参で出来た曼珠紗華が咲いていた。


無月「やったらできた。」


月夜「何でですかッ！！」


少しドヤ顔をかました無月に月夜はまた叫ぶ事になる。

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