【短編】真っ赤な空の下で【まふまふ】

じゅうはちこめ ページ20

きづくと辺りは真っ暗で、後からかすかに光る小さな何かが見えたから






私は、それに向かって歩き出した







でも、この感じすごく懐かしい感じがして





……真っ暗で、何にも聞こえなくって







少し怖いな……









なんて思いながら、ただひたすら歩いた





たどり着いたそこには、何にもない。







……ただ一つ………まふまふさんがもっていた…たしか、まふてる？のキーホルダーがあった






それに触ったら、なんだかすっごく温かい気持ちになった







まふてるを、持ってその場から移動した





誰かに呼ばれてるようなきがしたから






でもただの、真っ白な空間だった







何かがあるわけでも、なくて…






ふと、前を見たら黒い空間が少しだけできてた








「……暗いよ…怖いよ……」





『…どうしたの？』





「みんな僕を置いていく……離れて行っちゃうんだ






　大好きな、あの子も僕が傷つけた」







『……傷つけたなら、謝ればいいでしょ？




　大丈夫…怖くなんかない。






　私がいるよ。





　一緒に帰ろう？××くん』

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