【まふまふ】メンヘラ甘えたがりｖｓヤンデレ鈍感幼馴染【キヨ】

じゅうろく ページ18

『んー…とあえず――』



近くの高校まで！っと言いかけたとき




キ「A！！」



という、私の名前を大声で呼ぶキヨの声がした。




ちなみに、店内である



そして、お客さんたちはひそひそと何かを話しているのだ…




「うわぁ…イケメンばっかり…」




「あれって、修羅場っていうの？」



「あの女の子、まさか二股かけてたとか…？」



「なにそれ…ひどいっ！」





ちょくちょく聞こえてくる、ひそひそ話の内容がキヨへの怒りを倍増させる…





大体今、私彼氏いませんがぁ？



二股？ッハ！かけたことないわ！！！




とりあえず、まふ君のお友達さんに謝らないと…




『うちのキヨが、すみません…』




？「う、うちの…？あ、大丈夫ですよ。」






というか、名前聞いてなかったな…




『えっと…神楽木 Aです。』




とりあえず、自分から名乗った。




？「うらたです。」




そこで何か、答えがわかった気がした。



どこかで、声を聴いたことあると思った。


そっかこの人


『…うらたぬきさん……？』




キ「俺のことは無視かよ！！



　Aいいから帰るぞ。急にいなくなんな」





なんて、強引に手を引かれ強制的にお店から退場させられる。




つかまれた手首が、若干痛いけどきっと怒ってるんだろうな…





でも、悪いことをした覚えがないんだなぁ…

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