義勇や錆兎と 其ノ伍 ページ8
「四周目・・・。あと五周だ」
朝ご飯を食べ終え、私たち三人は木や縄といった障害物を避けながら、山の中を走っていた。
「A、そっち来るぞ！」
「うん！」
丸太が飛んできて、錆兎の合図で、Aは彼と飛び跳ねる。
降り積もった雪の中に、三人の足跡をつけていく。
「五周目と、」
錆兎が先に走り終え、義勇とAも走り終えた。
「はあ、疲れた・・・」
Aはその場に倒れこんだ。
「A、意外と体力あるんだな」
「うん、義勇よりはあるかもしれない」
起き上がって言ったAに、義勇はムスッとした。
「いや、俺はAよりは速かったし！なあ、錆兎？」
「義勇。男ならばAに負けないように努力しないと、」
「錆兎、お前まで！」
途端、Aと錆兎は顔を見合わせて吹き出した。
「わ、笑うなよ！」
義勇は頬を膨らました。
「もう、走り終えたのか？」
「あ、鱗滝さん！」
鱗滝はAの頭を撫でた。
「Aもここまでやれるとは・・・。よし、今日は全集中の呼吸の仕方を教えてやろう」
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レベ - 占ツクの作品で感動したのこの作品が初めて！錆兎と結衣←（わたしの夢主の名前です）来世とかキメツ学園とかで結ばれますように……！！ (2022年11月16日 15時) (
レス) @page24 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
組紐屋の夜桜 - ゆりさん、コメありがとうございます！ぜひ！落ち着いたら見てみますね。 (2022年3月3日 23時) (レス) id: 89f56691f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 組紐屋の夜桜さん、良かったら私の作品を見てみてください。 (2022年2月28日 17時) (レス) @page3 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
組紐屋の夜桜 - ありがとうございます！励みになります！ (2021年10月8日 21時) (レス) id: 89f56691f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - そうですね😃頑張ってください。応募していますね😃 (2021年10月6日 23時) (レス) @page3 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：組紐屋の夜桜 | 作成日時：2021年8月27日 22時
