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キーンコーンカーンコーン



お昼

侑を探しにいかなと思った時




「Aーーー」



教室中が振り返るほどの大声で名前を呼ばれた



うわ、最悪



絶対侑や



そう思って振り返るとやっぱり侑やった



侑の手を引きながら、急いでいつも昼飯を食べてる屋上に向かう




『ちょ、あんな大声で名前呼ばんとってや』




「だって、もしかしたら約束破るかも知らんと思ってんもん」




『もーーそんなことしたことないやん』





「ごめんやって、けど怒ってるAも可愛ええなぁ」





『うるさい』





昼飯を食べてる途中…




「なぁ」



『ん?』



「ハグしてええ?」




『むり』




「なんでーよー」




『ここ学校』



「あと1週間で2年やのに」



『関係ないやろ』



「周りの女子の目が怖いんとちゃうんか?」




『べつに怖ないけど?』





付き合っていたての頃は、体育館倉庫に閉じ込められたり、トイレに閉じ込められたり、呼び出されたりもした





けど絶対侑が見つけてくれたし、守ってくれたからそんなに心配はしてない



最近は、なんもされへんくなったし





それに、ここでハグされたら心臓が持つ気せーへんもん



侑に照れた顔見したことないし

、侑サイド→←、



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設定タグ:稲荷崎 , 宮侑   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:うらです。 | 作成日時:2020年6月29日 18時

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