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放課後
図書室で侑を待ちながら考える…
2年記念、何渡そ
1年記念のときはアルバムを渡した
正直、お金全然かけてないからしょぼとか思われてるんかって思ってたけど案外喜んでくれた
何渡したら喜んでくれるんかな…
そこでいい案が思いついた!
『治くんや』
治くんに聞けばいいんや!
治くんなら侑の好きなもん知ってるし、何が欲しいかも分かるはずや
私って天才かも
そんなこと考えてるうちに、侑の部活が終わる時間がきた
校門で侑を待ってると
治「Aちゃん、侑待ってるん?」
『あ、治くんやん、そうやで』
治「あいつ自主練しとるから、遅なるで、多分」
『あ、そーなん、ありがとう』
『あとさ、侑の欲しいものってわかる?』
治「なんでや?」
『もーすぐで2年記念やからさ、侑には内緒やで!?』
治「わかっとる、あいつ何もらっても喜ぶで」
Aちゃんはしらん、あいつが1年記念の時にA
ちゃんからアルバム貰ってそのアルバムを抱きしめながら寝てたことを…
『また考えてみるわ、ありがとう』
「うん、ええよ、じゃあな」
侑はAちゃんの照れ顔見たことないって言うてたけど、俺は見たことある。
だってAちゃん、侑の話する時いっつも顔真っ赤やもん笑
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作者名:うらです。 | 作成日時:2020年6月29日 22時