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お昼
「A」
『え？侑や』
「え？ってなんやねん、はよ飯、食べに行くぞ」
正直びっくりした
絶対怒ってると思ってたらから
昼飯も1人で食べなって思ってた
『「いただきます」』
ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ
『「…」』
ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ
『「…」』
侑(あかん！なんも喋ることない！それに、今日2年記念ってことを無駄に意識してまう)
((侑、めっちゃ静かや…絶対まだ怒ってる、あぁぁぁ今日ちゃんと渡せるかな…))
((っていうか自分から昼飯誘ったんやからさ話題ぐらい考えとけよ))
侑が悪いわけじゃないのに、イライラしてしまう
『なあ、なんか喋ることないん？』
「ん？あ、え、いや、べつに」
『私が勝手に試合行った事怒ってるんか？』
「え、いや、そんな、え、あ、」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
『あ、チャイムや、ほなまたな』
「あ……」
ｽﾀｽﾀｽﾀ
((あかん！侑、100%怒ってるわ、じゃあなんで誘ったん？2年記念やからか？もぉ怒ってるんやったら怒ってるって言ってや！なんなんまじで))
侑「すなぁあぁぁあぁあ」
角「なに、うるさい」
侑「やってしもた」
角「どーせAちゃんのことでしょ」
侑「エスパーか」
角「普通にわかるよ、2年記念ってことを無駄に意識したり、サプライズ成功するかなとか、喜んでくれるかなとかいろいろ考えてしまったりして、Aちゃんの話がなんも入ってこないんでしょ」
侑「一語一句まちがってない!!その通りや！」
角「Aちゃんは侑と違って大人っぽいからそんな心配しなくてもいいでしょ」
侑「やんな！分かってんねん、分かってんねんけどなぁぁぁぁぁぁぁ！」
角「とりあえず、今日は治と先に帰っとくからね」
侑「おぉ神よ、神角名様」
角「チューペット1週間」
侑｢まかせろ｣
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作者名：うらです。 | 作成日時：2020年6月29日 22時
