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この気持ちは knmc ページ3

「青瀬ー、なんか用事あるって人来てるー」



教室のドアから顔を覗かせているのは、知らない金髪の人懐っこそうな先輩。



「ねぇねぇ、あれって伏見くんじゃない?」


「ほんとだ!伏見くん見てると癒されるよねぇ…」


「えー私はやっぱり剣持くんがいい〜」



伏見……そういえば何回か剣持さんが名前を出してたっけ。



「どーも初めまして、俺は伏見ガク!堅苦しいのは苦手だから、俺のことは名前で呼んでいいよ!」


「初めまして伏見先輩。私は青瀬Aです。あの…初対面なのに何か私に用事が…?」


「名前では呼んでくれないんだね(笑)やっぱり聞いてた通り面白い!
あ、用があるのは正確には俺じゃないんだよね。こっち来て。」



連れてこられたのは屋上。そして一人立っている見慣れた紫色のサラっとした髪の先輩。



「あの、伏見先輩ってもしかして剣持さんのパシリなんですか?もしかして何か弱みとか握られてます?」


剣「ちょっと、人のことを悪人みたいに扱わないでくれます?」


「実際いつもそんな感じじゃないですか」


「青瀬の僕の中のイメージどうなってんの?」


伏「まぁまぁ、それよりも話すことがあるんすよね?」



あとはお2人でごゆっくり〜〜と手を振って伏見先輩はどこかに行ってしまった。
伏見先輩になだめられた剣持さんは改めて向き直る。



剣「ライバー活動の方は最近どうですか?」


「まぁ…機材とか諸々は甲斐田先輩に教えてもらってますし、時々不破先輩も助けに来てくれたりするので何とか活動出来てます。あっ、この前は加賀美さんがオススメのゲームを教えてくれたんですよ!結構詳しくてびっくりしましたね」


剣「ふーん…そうなんだ」







僕の知らないところでメンバーとの思い出を更新していく彼女。
それがどうしてこんなに僕の心にモヤをかけていくのか。





「あ、そういえば今度新しいゲームをテストプレイしようと思ってるんですけど、説明を読んでもイマイチ仕組みが分からないというか、今使っている機材でプレイするには色々と調整が必要みたいなんですよね…あとで甲斐田先輩に聞きに行こうかな…」


剣「なんなら僕が教えても良いんですけど」


「え」


「何ですかその間抜けな声。放課後僕のところに来てください。付き合ってあげますから」




たまには独占させてほしい、なんて絶対に言わないけど。
今は他の奴のところに行かせたくない。

特別な姫 fw→←通学路 kgm



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sakana(プロフ) - もあ #相方:きらりちゃんさん» ご指摘ありがとうございます!編集の際に外しましたのでこれで大丈夫かと思います。また何かありましたらお知らせください。 (1月3日 22時) (レス) id: 759ff26996 (このIDを非表示/違反報告)
もあ #相方:きらりちゃん(プロフ) - オリ.フラ立っちゃってます💦 (1月3日 15時) (レス) @page1 id: 0400dd42f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sakana | 作成日時:2024年1月1日 14時

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