心の繋がり (ページ43)

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雅side

やっぱり足がつかえないといろいろ不便みたいで、

中でも大変なのがトイレらしい

和は行く回数が多いからね

だから、早めに言ってねって言ってるんだけどね

心がナイーブな和には難しい

和「…あとちょっとだったのに…(ｳﾙｯ…」

雅「泣かないのー、しゃーないしゃーない！着替えよっか！」

ぎりぎり間に合わなくて、トイレを目の前にしてやってしまった

ゆっくり着替えさせてしばらくソファでくつろいでいた

1時間くらい経ったのかな？

雅「和、トイレ借りるね？」

和「う、うん」

用を足してリビングに戻ると、

和が壁に手をついて片足で立っていた

そしてもう片方の手は前を押さえている

というより揉んでいる

雅「あ、和トイレ？俺の肩に手回して？」

なんとか壁についてた手を俺の肩にあずけてくれた

ほぼ全体重を俺に預けながらも必死にけんけんする和

ジャンプって我慢してるときはきついんだよね、

トイレにたどり着くことができないまま、

和は本日2度目の失敗をしてしまった

和「ふえっ、ぐすっ……」

雅「だーいじょうぶ…和よく頑張ったね…」

和「ぐすっ……まーく…ん…おれ…もう、や…だ」

2度立て続けに失敗してしまって精神的にも辛いのだろう

そのとき俺はふと思い出した

そういや、前和が退行した時につかったアレが残ってたなーって

雅「ねぇ和、移動するのしんどそうだからさ、嫌かもしれないけど、おむつ、してみない？」

和「かず…めいわくじゃない？」

一人称が和になってる…

雅「ぜーんぜん！出たら教えてくれれば替えてあげるね！」

和「…ありがと…まーくん」

雅「はーい笑」