恋をはじめよう。【さとみ】

真実は17個目 ページ17

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『今度そうたくんとタピオカ食べに行くんですよー。タピオカ好きとか可愛いですよね』





「あー、そうだね確かに好きな食べ物は女子っぽいかも」





ごめんなさい。

さとみさんが美形過ぎてまともに見れません。





『さとみさんは？好きな物とか無いんですか？』





「…音楽かな。そうだ、Aちゃんは何か弾けたりするんですか？」





弾けるもの…





小学生.中学生.高校生ピアノ日本選手権一位。

小学生.中学生.高校生バイオリン日本選手権一位。





どっちとも好きじゃないからなぁ。





『ギターですかね。軽くしか弾けないんですけどね、ふふ』





「ふーん？」









□









『今日はありがとうござ…』





「敬語禁止」





ぷくっと可愛く頬を膨らました彼。

慣れるわけ無いじゃないですか、タメ口だなんて！

成り行きでタメにする流れが出来たけれど、本当に慣れない。





「って言うかまだ時間ある？」





『へ？』





「んーと…俺んち来ませんか？」





照れくさそうに自分の手を差し出したさとみさん。





待って、それは手を繋いで良いということでしょうか？









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更新落ちます。申し訳無いです。

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