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「はぁ…あのな、仲間の息が無くなったら直ぐに移動しろよ!死ぬところだったぞ!?」





『ご、ごめんなさいっ…』





フードを脱いだ彼の髪色と瞳の色は綺麗な桃色に染まっていた。

ついみとれてしまうこと綺麗なのだ。





『なっ、何で私を助けたんですかっ…?普通見放しますよね?』





何でこんなに私が怯えているかと言うとこの人もハンターの可能性があるからだ。

隙を狙って襲って来るかも知れないんだから警戒するのが普通の世界。
でも本当は彼を信じてみたい気持ちが何故か存在する。





「えー、うーん…俺近くで君が殺られる所見ようと思ってたんだけど、絶望した顔が好みでさぁ?こいつを殺るのは俺だけで良いわ!って思って〜」





そのあとはペラペラと自分の性癖(?)の話が続いた。

一瞬ハンター目線の話かと思えば只の変態目線だったようだ。





キモい。





『変態ですね。てか殺るとか字を変えたらアウトなワードですよ?はぁ…』





最初に紳士来たコレ!と思った私が馬鹿だったわ…もお、ため息も出る程ですよ。





「うん、ヤってもいi…『うわコイツに姫抱きされたのかよ』…冗談だから!」





『ぷっ…ふっ、ふはは!』





お腹を抱えて笑っていると自然と何故か涙が出てきた。

笑っていたのはついさっきな筈なのに亡くなった友達を思う浮かべると涙は溢れて行くだけ。





本当にこの世界は残酷だ。人間は何でこんなに欲張りなのだろうか?

洞察力や体力だけで権力者を決めるなんてアホらしい。

思いやりは?気持ちは何処だよって話なんだ。





「…しょうがねーよ、自分が生きてるだけプラスにしとけ。」





口は尖ってる癖に子犬の様な瞳で見てくるもんだから、何か。





何かきゅんってした。









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ディアンヌ(プロフ) - わかんない…誰か教えてぇー (2020年2月26日 17時) (レス) id: 1eed865d70 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - わがままかもですが・・・早く再開してほしいです!!!! (2020年2月24日 20時) (レス) id: f5547cb69f (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。@あーる(元乃猫だよ)(プロフ) - 把握です... (2019年10月23日 13時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
莉琉(プロフ) - なんかほんのちょっとわかった……!と思いたい(´・ω・`) (2019年8月15日 10時) (レス) id: ddd3713cae (このIDを非表示/違反報告)
maki@umiru(プロフ) - ストーリー分かりました…!意味深で謎解き要素多くて…楽しく拝見させていただいています…!理数……数学が得意な方は割と簡単かもですね!沢山考えさせられる小説でハマってます(( 合ってるかは分かりませんけど……更新御自身のペースで頑張ってください! (2019年8月12日 21時) (レス) id: db7ab848e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ha波さん屋 | 作者ホームページ:特に無いのです。  
作成日時:2019年7月26日 19時

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