先輩とマネージャー (ページ4)

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先輩ページ4

ジョシュア先輩は優しくてかっこよくてもう全てがやばい。
アメリカから帰国子女で… 後輩からもモテまくりで… 頭も良くてバスケも上手くて最高。

なんで私がジョシュア先輩を好きかと言うと…

マネージャー入りたての頃、
私は練習試合で選手、相手校の選手、先生が使ったコップ、雑巾などすべてを水道で洗っていた時のこと。

25人+相手校選手+先生が使ったコップは1度で数え切れる数ではなく、洗うのに体力と時間を費やした。

何回も何回も洗剤と水を触っていると、
手が赤くなり、ぱっくり割れてしまっている所もあった。

『そろそろやばいな～…』

そうつぶやいていると、

JS「これ、絆創膏。手、ぱっくり割れてるでしょ？使って」

『あっ！ありがとうございます…』

遠くからふっと現れると、
すぐ姿を消していた。

その時は部員の顔や名前など覚えてる暇なども無く、ジョシュア先輩が誰だか分からなかった。それからも"絆創膏のひと"を探こうな校内を探しても見当たらなかった。当然、部活では雑用しかやらなかったため、部員と会うことはなおさら無かった。

もしかしてバスケ部ではないのでは？？

そんな事が頭をよぎり、
不思議が増えていった。

だが何故か、いつも自分の身近にいそうな気がしてならなかった。
そう考えると、胸の鼓動が高鳴った。

それから2ヶ月後、変わらずマネージャーの仕事は忙しく、私の体力も無くなって来ていた。

その日はバスケ部のみんなが使い終わった体育館を雑巾がけし、それから皆のユニフォームを洗っていた。

その日の気温は30°を超え、真夏日だった。
そんな蒸し暑い体育館を雑巾がけしゆなユニフォームを洗濯し、外で干そうとしていたその時、か目の前が急に暗くなり、できくなってさ出来なくついに倒れてしまった。