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『本当…めんどくさい遺言だよ
宿儺は全部喰べる。あとは知らない』
親孝行らしいことできなかった
死のうと反抗ばかりして…ならせめて…
『自分の死に様はアタシが決めるし、もう決まってんの』
悟「いいね
君みたいのは嫌いじゃない
楽しい地獄になりそうだ
今日中に荷物まとめておいで」
出口に向かう五条にAは再び首を傾げた
『…どっか行くの?』
「東京」
『ビックリしたぁ伏黒か
ボロボロだけど元気そうだね』
伏「
元気じゃないの…?
伏「オマエはこれから俺と同じ呪術師の学校に転入するんだ」
東京都立呪術高等専門学校
悟「ちなみに1年生は君で3人目」
『少なっ!!
まぁいいや、ご飯食べよ〜』
Aは火葬場に座って、ご飯を広げて食べ始めた
伏「なんでだよ!!」
『なにがよ?』
伏「火葬場だぞ!?
火葬場で普通は飯なんか食べねぇよ!!」
伏黒の話をスルーして箸を動かしながら、ご飯を食べていた
『お腹空いてるの?食べる?』
そっと、ご飯を差し出した
伏「いや…だから!!」
悟「イカれてるねぇ」
モグモグ…
『スイーツもあるよ手作りだけど』
悟「あっ食べる〜」
五条にスイーツを渡した
伏「五条先生まで…」
『細かいこと気にすんなって禿げるよ
シンミリするより賑やかなほうが、お爺ちゃんも喜ぶって
ちなみに墓でも食べるよ』
伏「見つかったらどうすんだよ!!」
『謝ればいいんだよ
東京行くんなら供え物あげても腐るんだから』
悟「これ美味しいね」
『あっそれ?
アタシが作ったシュークリームとマカロンの(ずんだ生クリーム味)だよ
お爺ちゃんも慣れ親しんだ味のほうがいいと思って』
『ねぇ、先生』
悟「ん?」
『宿儺の指って不味いんだけど毎回アレを食べるの嫌だし、宿儺が勝手に食ってくれないのかな?』
こう勝手に口をだして食べる的なアニメっぽい奴
悟「それはそれで面白いね
まぁ、宿儺次第かな君は未知数だし」
『あれ…東京…?
あー!!どうしよ…忘れてた…』
「「??」」
悟「なにを?」
頭を抱えるAに五条は問いかけた
『パトロンとセ○レの存在…』
「「……」」
悟「本当に高校生だよね?」
懐から電話帳と携帯をだして片っ端から連絡していった
伏「だからそれ俺の携帯だろ!?」
Aは無視して浸すら連絡していた
『え〜デート?彼氏…いないよ
でもデートは最後切ない(そうでもないけど)から却下、じゃあね』
「「……」」
『あー疲れた』
ポイッと携帯を五条に渡した
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作者名:卯月 | 作成日時:2022年7月6日 16時