五条悟と気ままな器の少女は最強(虎杖悠仁成り代わり) (ページ1)

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Prorogue ページ1

そう…
前のワタシの人生の世界で、この世界はマンガの中の物語だった

そして、ワタシはしがないOL…っていってもブラック企業で毎日、残業三昧だった
家に帰っても家事をして寝るばかりで自分の時間は、少ない移動時間にマンガを読むしかなかった

そんな、つまらない毎日だった
だけどある日、通り魔に刺された

(あぁ…死ぬんだ
つまらない人生だった)

そう思いながら人生の幕を閉じた

『死に…死体…暗殺…』
?｢……?｣
『いつか…何を…犠牲にしても…
アタシは…その為に…7つの球を探しに…』

?｢神龍?
物騒な寝言だと思ったら、7つの球って…どんな夢みてんの?｣

(Aちゃん、ありがとう)

『ゆーちゃん…男の…価値は財力…
愛なんて…クソよ…愛だけで生活できない…
男は…目的の為なら…手段は選ばないんだから…』

?｢……｣

『あ…あと体の相性…
それ以外は玉を潰しな…
ゆーちゃん…大好き…会いたいよ…』

Aは涙を流していた

?｢やれやれ…
この娘…随分とまあ…激しい生き方してるね…｣

(ー(ピー)、
ー(ピー)のー(ピー)だ
あのー(ピー)はー(ピー)とけー(ピー)ぞ)

(不思議…
全部、聞こえる…
なら…ワタシは…)

そして、オギャアオギャアと声をあげ目をあけたら手が小さい赤ちゃんになっていた

『ん…ふぁ…
なんか、夢をみたような…みてないような…』

?｢おはよう｣

誰かの声が聞こえ重たい瞳が開き、一人の男が映り込んだ
少女の目の前には白髪頭の目には黒い目隠しを巻いていてた男の人がいた

?｢今の君はどっちなのかな?｣
『アナタはたしか…』
?｢五条悟
呪術高専で一年を担当してる｣

『不審者の痛い人…』
悟｢違うよ!!｣
『警察は何番だっけなぁー…
794…710…』

悟｢違うってば!!
大体その数字は平安京と平城京でしょ｣

あぁ…すべて思い出した

『冗談よ
あっそういえば先輩は!?
あとついでに伏黒も!!』

目を見開いて少女はぐっと身を乗り出したが体が進まなかった

振り返ると自分の両腕はしめ縄のようなものでぐるぐる巻きに拘束されていたのだ
どれだけ引っ張ってもその縄はちぎれなかった

『えっとそういう趣味?
もしかして、また変なのに捕まっちゃった?』

悟｢違うよ!?
ていうか、またってなに!?｣

『え??』

悟｢まあいいや…君…

というか他人の心配してる場合じゃないよ
虎杖A｣

『??』

Aは目の前の男
五条悟と名乗った男を見上げた

悟｢君の―｣

秘匿死刑が決定した