第百二話『実ハ仲ガ良イ三人』 ページ22
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樋｢ほ､本当にいいんですか！？先輩！｣
『ああ､遠慮は要らん｡好きなだけ食べろ』
銀｢……ありがとう｡姉さん｣
場所は変わって橘
目の前には美味しそうな湯豆腐
折角､集まったんだからと云い､三人で夕食だ
『銀が初めて告白されたからな｡目出度い事だ』
樋｢結局､振ってしまいましたけどね……｣
銀｢いいんです｡今はそういうのは……考えられませんので｣
微笑んだ銀を見て大人になったなぁと実感する
銀｢姉さんはまだそういう人はいないの？｣
『……っ､ぶっ！！』
樋｢あっ､芥川先輩！？｣
飲んでいたお茶を吐いてしまった
汚い事をしてしまったが､樋口は心配してオロオロしている
『ゴホッゴホッ､そんな奴居らん』
銀｢……本当に？｣
樋｢銀の口振りからして……もしかして芥川先輩､かっかかかか彼氏が！？｣
『だから居らんと云っているだろう！？』
個室であるがギャーギャー騒いでしまった為､店の人に迷惑をかけてしまった
思いっきり頭を下げて謝ったが
『……ゴホッ､そんな事はどうでもいい｡僕としては銀と樋口が心配だ』
銀｢姉さんがそういうのに興味ないから､私もいいかな？って思って……｣
樋｢わ､私も芥川先輩が誰かとお付き合いされるまでは……｣
『いや､何故！？』
樋口と銀は意気投合しペラペラと語り合っていて自分が入る余地がない
『(……まあ､でも)』
歳が近いから仲良くなって欲しいな､という意味も込めて親睦会的なものも含まれた食事会はとても楽しかった
―おまけ―
『ところで樋口､何故銀を追っていたんだ？』
樋｢え､あっーとその……｣
銀｢私が姉さんに近付く敵組織の刺客と思ったらしいですよ｣
樋｢銀んんんんんんん！！！｣
『ふはっ､成程……物凄い勘違いだな』
樋｢す､すみません……早とちりしてしまいました｣
『いやいい､心配してくれてありがとう』
樋｢(せ､先輩にお礼云われたぁ！！！)｣
銀｢(……頬が緩みまくってる)｣
なんだかんだで仲の良い三人
『(女子だけでの食事もいいものだな｡今度は姐さんも連れて行きたいな……)』
そして､のほほんと次の食事会のことを考えていた芥川でした
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らしろ(プロフ) - Regulusさん» コメントありがとうございます。楽しみにして下さり嬉しいです。頑張ります(*^^*) (2019年6月19日 20時) (
レス) id: 2b7c5de986 (このIDを非表示/違反報告)
Regulus(プロフ) - このお話大好きです(*≧ω≦)続き楽しみに待ってます！更新頑張ってください(*≧∀≦*) (2019年6月15日 6時) (レス) id: 9c91fd3a1d (このIDを非表示/違反報告)
光牙(プロフ) - 私的には太宰オチがいいな〜。個人の意見なんで気にしないでくんさい。そして更新がんばれ！応援してます(＾ｰ^)ノ (2018年12月11日 21時) (レス) id: bfcb6bfd1c (このIDを非表示/違反報告)
らしろ(プロフ) - Lamia0495さん» コメントありがとうございます。オチはまだ未定ですが､色々考えてみます( ^^ ) (2018年9月12日 0時) (レス) id: 8b3e2d1361 (このIDを非表示/違反報告)
Lamia0495(プロフ) - 敦くんオチ…だったらいいなぁ… (2018年9月11日 20時) (レス) id: a731b4f87b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らしろ | 作成日時：2018年9月8日 18時
