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swim7(side : 仁科譽) ページ7

ランニングから戻り帰り支度を進める中、俺を見てソワソワするやつらが数人…。

たぶん俺に質問したくて様子を伺っているんだろう。





譽) 「…はぁ〜、どうぞ?」


一虎) 「待ってましたぁ!えっ、それで?お前あそこの女子マネと知り合いなのか?」


譽) 「知り合いっていうか、中学ん時の後輩ちゃん」


光希) 「にしては随分と親しそうでしたけど?」


一郎/二郎)) 「「部長の彼女だったして!」」





変なことろで双子のピッタリ感出すんじゃないよ(笑)
そしてみんな分かりやすく動揺して動きを止めるなwww





光希) 「でも久しぶりって言ってましたよね?」


譽) 「そっ。2年ぶりかな」


一虎) 「…あっ、そーいやお前他校に気になる子いるって…」


譽) 「なんで知ってんの?笑」


一虎) 「だってお前他校生からめちゃくちゃモテてんじゃん!これまで何度告られてることやら!」


譽) 「大会での俺しか知らないのにね〜」


一郎/二郎)) 「「モテ男の余裕発言w」」


一虎) 「お前いつも「他校に気になる子いるから」って全部断ってきたじゃん?嘘かと思ってたけど…えっ、マジなやつ?」


譽) 「…マジなやつ(笑)」






他校に気になる子がいる=東ヶ丘の女子マネで繋がったであろうみんなの思考は、半分正解。


もう半分の答えは…、、、







譽) 「あの子、俺の元カノ…」


「「「「……元カノォォォォォォォ!?!?!?!?」」」」







東ヶ丘高校に進学したのは風の噂で知ってはいた。
でもまさか、男子水泳部のマネージャーだったとは…。





─グシャッ



光希) 「…ほっ…譽さん?」


一虎) 「悪ぃ…なんか気に触ったか?」


譽) 「…えっ?…あらw」






手に持っていた空のペットボトルが、俺に握り潰されていた。

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作者名:HINANO | 作成日時:2020年7月11日 17時

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