男水！～プールサイドの景色～ (ページ4)

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原田) ｢親睦会？？？｣

練習後、秀平くんが1年生2人を私たち行きつけのもんじゃ屋に連れて行きたいと言い出し親睦会を兼ねて誘ってみた。

お互いをもっと知ろうっていうちょっと可愛い理由付き(笑)

滝) ｢それならもう少し練習する時間を…！｣

秀平) ｢んーーー…これもチームワークの一環だよ？｣

滝) ｢…泳いでる時は、みんなひとりですから…｣

A) ｢…そうだね。でもそれは水の中だけね｣

滝/原田)) ｢｢えっ…？｣｣

秀平) ｢水泳ってパッと見は個人競技に見えるけど、一緒にやってきた練習や応援が力になって強くなれるって思うんだ｣

滝) ｢…けど…先輩、春季前の大会では予選落ちでしたよね｣

晴美) ｢結太っ！あんたちょっとねっっっ！！！｣

A) ｢あっ、ちょっ、ハルちゃん！？｣

─ﾊﾞｼｬﾝｯ

大樹)｢…さっさと着替えろよ～、もんじゃ焼き食べたい｣

原田) ｢俺も！俺もー！｣

晴美) ｢秀ちゃん、Aちゃん、行きましょ！｣

A) ｢え～、ハルちゃん強し…｣

ハルちゃんにプールへと突き落とされた原田くんを放置し帰り支度を始める面々。

秀平くんは滝くんに｢行こう｣って手を伸ばした。

滝くんも｢すいません…｣って秀平くんの手を取ってプールから引き上げてもらっていた。

めっちゃ青春だな～って思いつつ、そんな2人を残し私も帰り支度のため部室へと戻った。