私の暗殺生活10【磯貝悠馬】 (ページ26)

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バレンタインデー 4 ページ26

貴方side

磯「…そういえば、渡したい物って？」
貴「…えと、その…//」

隣に座った悠馬が聞いてきたので、私は勇気を出しチョコを渡す

貴「あの……っこれ!!」
磯「?…これは？」
貴「チョコ…今日バレンタインデーでしょ…？だから、悠馬に作ってきた…//」
磯「…美紗子……ありがとな、凄い嬉しい//」

チョコと言うと、一瞬驚くも笑顔で受け取ってくれた

貴「うん…あ、後こっちの袋は家族の皆さんに！」
磯「母さん達の分も作ってくれたのか!?」
貴「どうせならと思って、お菓子作りは得意だし…」
磯「…ありがとう、母さん達も喜ぶよ」

笑顔でお礼を言う彼を見ると、作って良かったって思った

貴「…良かった、喜んでくれて」
磯「…今食べてもいいか？」
貴「え…う、うん」

返事をすると、包装を取り中を開ける

磯「チョコレートケーキ…しかも、大きいな…」
貴「ひ、久々のお菓子作りだったから張り切っちゃった……ごめん」
磯「いや嬉しいよ…食べても良い？」
貴「う、うん…」

フォークで口に運ぶ悠馬

磯「…うん、美味しい！」
貴「！」

笑顔で美味しいと言う彼に、安心する