最低妹に彼氏奪われそうなんで、逆に全部奪ってやろうと思います．

5．ばかっぷる？？ ページ6

『でも私は、徹が私を好きなのと同じくらい、私だって徹の事好きだから』


はっっずかしいけど、徹に不安な思いさせてるかもしれないから、ここでちゃんと証明しなきゃ


『だからもう、こういう余計な事して私たちを別れさせようとするの、辞めてくれない？』


でも…とまだ何か言いたげな陽菜を無視して徹が私の手を引くから、私は徹に着いて行った


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及川「まさかAがちゃんと俺の事想っててくれたなんてね」


『なにそれ笑…でも、いつも冷たくしてごめんね』


本当は、ちゃんと好きだよ。と小声で言うと


及川「えーなに？聞こえなかった♡」


『うるさい！！早く戻るよ！』


えぇ、もう1回言ってよー！とまとわりついてくる徹を振り払い、自分のクラスへ走る


まあこの後はちゃんと2人で私のクラスで食べましたよ


美味しいって笑ってくれる徹に、好きが溢れていくのは内緒のお話ね。


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キーンコーンカーンコーン


『よーし、部活だぁ！！』


グルグルと腕を振り回し、教室を出ようとすると、ドンッと何かにぶつかった


『へっ、なんでいるんですか』


顧問「お前に用があってな」


なんでしょう？と聞けば、「部活楽しみなところ申し訳ないんだが…」と前置きをしてから話し始めた


『え、今日は顧問も副顧問も部活見れないから部活中止？！！』


顧問「あぁ、すまんな」


『えぇっっ、まあ、大丈夫、ですけど、』


一応徹に連絡するか…と、私はその場から立ち去った


及川「あれ、A？どーしたの？」


今迎えに行こうと思ってたんだ！と駆け寄ってくる徹


『あ、徹。今日部活無くなったんだけど…』


それで、一応徹に報告してから帰ろうと思って。と笑えば、何言ってるの！と肩を掴まれた


『？！？』


及川「先に帰らせる訳ないでしょ！何かあったらどうすんのさ」


『でも徹は部活あるじゃん』


及川「だーかーら！Aも部活終わるまでバレー部見てなよ！」


ねっ！と肩を揺さぶられ、グルグルと目が回る


『わ、分かったから揺らさないで…』


あ、ごめん！と手を離す…と思いきや、今度は私の手を取り強制的に連行()された


『ちょ！！』


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着いたー！と徹が扉を勢いよく開け、私も続いて中に入る


『お、お邪魔します』


矢巾「え、及川さん、その人誰ですか？」


入るなり怪訝そうな顔で私を見るこの子は矢巾くん


及川「俺の可愛い彼女♡」


徹の発言に、3年生以外の部員が は？と口を揃えた

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