好きよ好きよも、好きのうち。【3年A組】 (ページ3)

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2回目の好きページ3

今頃先輩は何の授業かな～と先輩の事を考えながら
ふと窓の外を見てみるとどこかのクラスが体育みたいでサッカーをしていた

サッカーかぁ……

っっ！！！！！

え！ちょっと待って！！
先輩、サッカーしてるんだけど！！

ボケーッとしていた頭が先輩を見つけた瞬間一気に冴えて

先輩はサッカー部の次期エースらしい
さすが先輩、

サッカーしてる姿、めっちゃくちゃかっこいい

スポーツ男子最高

グッジョブ体育

「どうした。A、お前これ誰だか答えれんのか？」

「へぇあ？」

声が聞こえてなんのこっちゃと窓から前に目を移すと
柊先生がにっこにこの笑顔をこちらに向けていた

「え、え～と。すみません。分かりません！」

「しっかり授業聞いとけよ。
そんでもってお前急に立つな、席に座りなさい」

先生に言われてもう一度すみません。と言って椅子に着席する

先輩を見つけて思わず席を立ってしまっていた。

しかも、授業中に

美術の授業だけど今日は実技は一切なくて絵の著者とか現代美術がなんとか～って

クラスの子達はクスクス笑っていて少し恥ずかしい

でも先生ごめんなさい。

私、今先輩を見ることで精一杯って感じなので

授業は聞いてられません！！！

また視線を外に向けると
先輩は司令塔なのかチームに指示をしているようだった

へへへ

はぁ。何であんなにかっこいいんだろう

日に日に先輩への気持ちが高ぶっていくのに

それを伝えても

先輩は、いつも私の想いを上手くかわしてしまう

先輩の事見てるだけで良かったのに

どんどん、どんどん欲が溢れてきて

先輩に挨拶したい

先輩に近付きたい

先輩と一緒に居たい

先輩と一緒に帰りたい

先輩とデートしたい

先輩と手を繋ぎたい

先輩の大切な人になりたい

先輩、いつになったら私の気持ちを受け取ってもらえるんですか