6話 ページ9
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ドアの向こうから楽しげな声が漏れてきている、校舎の１番上の階へと続く階段。
そこに...
「来たよ〜」
「おー遅かったじゃんぶるーく......誰」
ぶるーくさんに言われるがままについてきたわけですが...今パンダパーカーの方の声のトーンが1オクターブほど下がった気がしますね。
何故でしょう。
やはり知らない人がいきなり目の前に現れれば警戒するのでしょうね。
そう思って名前を言おうとしたとき、ぶるーくさんが口を開いた。
「Aちゃんだよ、あの朝会った子」
「それはわかるわ。なんでつれてきてんの」
それは私も気になっています。
声には出さずに、金髪の方を見て心の中で頷く。
「朝スマイルとかシャークんを付き合わせて探してた奴でしょ」
「そうだけど！なんかきんとき達口悪くない？」
「そりゃきんときも口くらい悪くなるでしょ。...嫌いな奴連れてくるとか」
『あ、私嫌われているんですね。成る程』
だから睨まれているんですか。
...でも明らかに嫌いなのを隠す気がないのは流石に心に来ます。
「はっ？成る程って...馬鹿なの」
『そう思うのであれば否定はしないですし、出来ません』
「っっあ"ーー！腹立つ」
びっくりした...いきなり大声を出されるとは。
ぶるーくさんもびっくりした様子で、大声を出したパンダパーカーさんの方を見ている。
「敬語も、その態度も、全部腹立つっつってんの」
『...はぁ...？』
「はぁじゃねえよ！馬鹿にしてんの？！」
『いえそういうつもりは一切ないのですが...そう見えているのであればどうしようもないと思いますね、嫌われるのも』
こちらが体を退いてしまうほどの迫力で近づいてそう言うパーカーさん。
「お嬢様だとか知らないけどいい加減にしろよ？俺はぶるーくみたいによろしくするつもりはないから」
最後にそう言いきって、顔を背けられる。
『.....わかりました』
「Aちゃん...？」
『皆さんの楽しい時間にお邪魔してしまい、ごめんなさい。気分を害してしまったのなら謝ります』
お弁当の袋を持った手に思わずぎゅっと力が入ってしまう。
『誘ってくださりありがとうございました、ぶるーくさん。それでは』
頭を下げて、しっかりと目を見て。それからドアに向かって歩く。
最後にずっと黙って本を読んでいた人と目があった気がしたけど、そのままドアを閉めて階段を降りる。そして...
『...お弁当を食べ損ねました...』
一人になったところでそう呟いた。
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つきりとうぺ - 永奈☆彡さん» あああああありがとうございます！！！すごく細かく決まってるんですね...本当に助かりました！！親切に本当にありがとうございます！ (2022年7月21日 21時) (
レス) id: 79b57cbffc (このIDを非表示/違反報告)
永奈☆彡(プロフ) - 天王寺は8月17日〜21日の分は8月3日の9時まで、8月22日〜28日の分は8月10日9時まで、8月29日〜9月4日の分は8月17日9時まで、9月5日〜12日の分は8月24日9時までが抽選予約のエントリー時間です。 (2022年7月21日 21時) (レス) @page21 id: f05ab7c28f (このIDを非表示/違反報告)
おかっち(プロフ) - つきりとさん» ？…消してないのですが消えてしまいました…？言い方がキツくてもしかしたら他の方に不快感を与えてしまったのかもしれませんね💦申し訳ありません。人によったらアンチのように聞こえる意見をその様に受け取って頂き感謝しております。これからも応援しております。 (2022年2月21日 19時) (レス) id: f28b504e6c (このIDを非表示/違反報告)
つきりと - おかっちさんコメント消しました...？あれコメントおかっちさんいましたよね...？作品の編集してる間に消えてたんですが...もう一度コメントってお願いできますか？すみません (2022年2月21日 19時) (レス) id: 91c51e0192 (このIDを非表示/違反報告)
つきりと - おかっちさん» それは本当にごめんなさい...！これからは気を付けます！今後も何かあったらどんな意見でも教えてください！今教えてくれて本当にありがとうございました！それと本編を面白いと言っていただけて嬉しいです！！ (2022年2月21日 18時) (レス) id: 91c51e0192 (このIDを非表示/違反報告)
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