141話 ページ43
A「せ、精市くん……」
藍原「精市、離してよ!叩かないと、私の気が晴れない!」
精市くんに掴まれている腕を離そうと、もがく藍原さん。
幸村「離さないよ。まぁ、俺が離したとしても、ここにいるメンバーが絶対止めるけどね」
ニコっと笑顔を見せる、幸村くん。
周りを見渡すとみんなが私の周りに集まっていた。
仁王「幸村が離しても、俺がAを守るぜよ」
抱きしめた腕の力を更に強くする、まーくん。
丸井「仁王だけじゃないぜ、叩かれそうになったら庇ってやるよ!……ジャッカルが」
桑原「いいかげん、自分ですこしはやれよ」
丸井「だって、痛そうじゃんか!」
桑原「俺はいいのかよ」
ブン太くんとジャッカルくんがいてくれて……
真田「仲間にケガをさせるわけにはいかない!」
柳「そうだな。今Aはかなりの戦力になっている」
柳生「Aさんはなにがあってもしっかりと仕事してくれてますしね」
真田くんに蓮二くん、そして柳生くんがいる。
幸村「これでわかったろう?菜々?」
藍原「赤也は?赤也……わたし……!」
切原「俺はA先輩みたいに、必要な時に必要な言葉をかけてくれる人が好きだ」
ずっと下を向いていた赤也が、やっと顔をあげる。
目が少し赤くなっていた。
藍原「……邪魔者は私ってことね」
藍原さんは、精市くんの腕を振り払うとコートから出ていく。
藍原さんの背中はとても寂しそうだった。
……が、私はなにも声をかけることができなかった
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Meto(プロフ) - 愛美さん» 遅くなってしまいすみません。ありがとうございます!頑張ります、よろしくお願いします! (2018年5月31日 14時) (レス) id: b51652d740 (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張ってください! (2018年4月28日 22時) (レス) id: dde960ea55 (このIDを非表示/違反報告)
Meto(プロフ) - msさん» コメントありがとうございます^^なかなか更新できず申し訳ありません……これからもよろしくお願いします★ (2018年1月24日 16時) (レス) id: b51652d740 (このIDを非表示/違反報告)
ms - とても面白いです!更新楽しみにしています!頑張ってください! (2018年1月23日 23時) (レス) id: 598b1107f4 (このIDを非表示/違反報告)
MeTo(プロフ) - 瀬名ユズキさん» コメントありがとうございます。ノロノロ更新ですが、頑張りますのでまた遊びに来てください* (2017年12月29日 23時) (レス) id: 060c0f3ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MeTo | 作成日時:2017年11月24日 18時