【テニプリ】続続★詐欺師が溺愛する幼馴染は対人恐怖症

135話 ページ37

まーくんに腕を掴まれた。
けど、まーくんはなにも言わない。

私は振り返り、まーくんを見るがまーくんは掴んでいた腕をじっと見ているだけだった。


A「まーくん？」

仁王「……おれ「雅治ー！」っ！」


コートの入り口あたりで藍原さんがまーくんを呼ぶ。
その瞬間、掴んでいた手が離れる。

私はまーくんに

A「練習がんばってね」

そう伝え、今度こそ氷帝の元に向かうことにした。


……まーくんがなにを言おうとしていたのかはわからないけど
腕を掴まれたことが少し嬉しかった。
もしかしたら、まーくんに嫌われてないかもなんて思っちゃうくらい……



氷帝のコートに着き、入り口で中の様子を伺う。


鳳「あ、Aさん」

宍戸「おお、来たか」

A「お、お邪魔します」


長太郎くんと宍戸さんに気が付いてもらえたので、コートに入る。


鳳「マネージャーの仕事もあるのに、大変ですね」

A「いや、そんなことないよ。楽しいよ！」

跡部「おう、A来たか。集合しろ」


景吾さんに集合をかけられ、みんなが集まる。


跡部「これからAに気になるところを見つけてもらう。アドバイスはしっかり聞くように」

全員「はい」

A「よろしくおねがいします」


みんなに向かってお辞儀をする。


侑士「そんな、かしこまらんといてな」

鳳「そうですよ」

芥川「Aちゃんが見てくれるなら、俺頑張るC−！」


氷帝のみなさんも受け入れてくれた。
ホント、青学といいみんな優しい……

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