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115話 ページ17

ブーブー

携帯のバイブが鳴る。
私はバイブを止め、時間を確かめる。
時間は5時を指していた。


静かにベットから起きると、


宍戸「すまねぇ、起こしたか?」

A「い、いえ……」

宍戸さんがすでに起きていた。
早起きだな……

宍戸「まだ、早いから寝とけ。練習もたねぇぞ」

そう言うと宍戸さんは部屋から出る。
……練習とか?

侑士さんも鳳さんも起きてないみたいなので、起こさないようにそっと起きる。
窓の外を見ると、何人かの人がランニングしたり練習をしているようだった。

私は着替えると、静かに部屋から出てキッチンに向かう。


何人いたかわからないけど、とりあえずドリンク持っていこうかな……
私は急いでドリンクを作り、10本のボトルを入れた籠を持ち、コートに向かう。



真田「早いな」

籠を運んでいると、真田くんに声をかけられた。

A「おはよう、弦一郎くん。みんな早いですね」

真田「おはよう。そんなことはない。これが普通だ」

……いや、まだ5時台にランニングしたり、テニスしてる人たちは普通ではないと思う。

A「朝からがんばりすぎると、練習の時大変だから適度に休んでくださいね。はい、ドリンク」

真田「ああ、すまない。おまえも無理をしすぎるな」

A「ありがとう。ボトルは籠置いておくからそこに戻しといてください」

私は真田くんにお辞儀をしてその場を去る。
……次は、宍戸さんとバンダナしてる人がいる


A「宍戸さん!」

宍戸「おう、高山か。どうかしたか?」

A「ドリンク作ってきたので、よろしければ」

籠の中からボトルを出し渡す。

宍戸「悪いな。海堂、おまえももらっとけ」

もう1本ボトルを取り出し、海堂さんに投げる。

海堂「……ありがとうございます」

海堂さんは一言つぶやくとまた走りに行ってしまった。

宍戸「ったく、海堂はまだ走るのかよ」

A「みなさん、朝早いんですね」

宍戸「そうだな。あっちには白石たちもいたぞ」

コートの方を指さす、宍戸さん。

A「じゃあ、ドリンク渡しに行ってきます」

私は宍戸さんにお辞儀をして、宍戸さんが教えてくれたコートの方に走りだす。

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設定タグ:テニスの王子様 , 立海 , 仁王雅治   
作品ジャンル:恋愛
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Meto(プロフ) - 愛美さん» 遅くなってしまいすみません。ありがとうございます!頑張ります、よろしくお願いします! (2018年5月31日 14時) (レス) id: b51652d740 (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張ってください! (2018年4月28日 22時) (レス) id: dde960ea55 (このIDを非表示/違反報告)
Meto(プロフ) - msさん» コメントありがとうございます^^なかなか更新できず申し訳ありません……これからもよろしくお願いします★ (2018年1月24日 16時) (レス) id: b51652d740 (このIDを非表示/違反報告)
ms - とても面白いです!更新楽しみにしています!頑張ってください! (2018年1月23日 23時) (レス) id: 598b1107f4 (このIDを非表示/違反報告)
MeTo(プロフ) - 瀬名ユズキさん» コメントありがとうございます。ノロノロ更新ですが、頑張りますのでまた遊びに来てください* (2017年12月29日 23時) (レス) id: 060c0f3ab6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MeTo | 作成日時:2017年11月24日 18時

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